マザコンて言葉は、世間で大体の方が認識されている言葉だと思いますが、マザコンの女性版が「一卵性母娘」や「母娘カプセル」などと呼ばれているようです。
私は息子が二人なので、実体験では無いですが、ここ最近仲良すぎる母娘ってとても多くて、親離れ子離れできていないと、問題視されることも多いそうです。
普段から、異様に仲が良く少し年の離れた姉妹のように、洋服の貸し借りや一緒に買い物に行ったり、温泉旅行やアイドルのライブやイベントなど、一緒に行くという現象も見られるそうです。
一卵性母娘の賛否
母親と娘(特に思春期以降)の共依存を表した言葉であり、友達母娘、母娘カプセル(おやこカプセル)という言葉も、ほぼ同じ意味で用いられることが多い。一卵性母娘の家庭で、娘の人格が、母親と未分化なまま育った娘は、アダルトチルドレンとなる。
肯定的・否定的意見
肯定的意見
成人男性と母親が過剰に仲良しな、いわゆるマザコンは、一般的に批判の対象となりやすいが、それに対し一卵性母娘は嫌悪すべき社会問題としてマスコミで取り上げられることが非常に少ないです。特に、「家事や育児で苦労する娘を母親がサポートする」という構図はむしろ肯定的に評価されるし、母娘で旅行に行ったりすることを「親孝行」と評価する場合も多いようです。
否定的意見
第一に挙げられるのはパラサイトシングルの温床になっていると言われています。母親は可愛い娘を実家から引き離したがらず、娘も経済的・精神的に居心地の楽な実家で母親の世話になり続けたいので、成人した後も実家から娘が離れなくなってしまうことが多くなっているといいます。さらに、「自分の老後の面倒を見て欲しいので、娘には外に出て欲しくない」といった要求を示す母親もいるそうです。
(パラサイト・シングルとは、「学卒後も親と同居し、基礎的生活全般を親に依存している未婚者」のこと)
第二に挙げられるのは母親自身が、カップルや結婚後の夫婦の関係を妨害したり、崩壊させる要因となっていることだそうです。娘のことに対して必要以上に口出しをする母親の急増と、それを受容する娘の急増のため、うんざりした恋人や夫が愛想を尽かして別れたり離婚したりするケースが近年、後を絶たなくなってきているのだということです。
私の実体験で感じることは、特に新興住宅街をポスティングしていて、表札が2つ掛かっているお宅がとても多く感じます。おそらく、「ますお」さんと言われている娘夫婦との同居家庭なのではないかと思えるのです。
まとめ
私は元々娘を持たないので、友人が良く言うその便利さや重宝さは本当のところで理解できる物ではありません。
それでも、何かというと嫁いでも近くに居て、細かく親を気遣うなどということは同居していない息子達にはできることではないだろうと想像できます。
我が家の場合、長男夫婦は都内在住でもあり、娘がいない分自分の娘と比べるという感覚が全くなく、娘ができたことを単純に喜べる自分の現状に少しの安堵の気持ちです。
もしも近くに娘夫婦が住んでいたら、世間の多くのご家庭のように重宝に使ってしまっていなかったか?少し複雑な気分です。
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