数年前の元女性会員さんのお話です。彼女のスペックをご紹介すれば、３７歳会社員、少し遠方まで通勤なさっていて、目鼻立ちのはっきりしたかわいらしい女性でした。過去にお付き合いしていた男性はいたけど、その時は結婚まで至らなかったそうでした。
入会時彼女は、早く結婚してどうしても子供を産みたいので、土日は婚活用に空けて頑張りますと、最初からおっしゃっていた女性でした。
先に結果を言ってしまえば、同級生で上場会社勤務の年収もかなりある、男性と、入会から７ヶ月後に成婚卒業なさいました。そして、３８歳で女児を出産、その後４０歳で男児にも恵まれたと年賀状で知りました。当初の自分の目標を達成した女性のお話です。
彼女が入会から７ヶ月で成婚卒業した理由
前向きにお見合いに取り組んだ
入会時最初から、彼女自身が言ってた通り、土日を婚活に充ててくれました。この心構えというか覚悟というか、ここは早く成婚された、第一の理由です。
最初の４ヶ月の間に、彼女は１１回お見合いされ、１１人目に出会った男性と成婚されました。とにかく前向きに、申し込みも特別嫌な印象じゃない限り積極的にお見合いなさったのです。
結婚相談所の場合、お見合いが組めないということは、絶対結婚できないものですから、成婚になった彼とは、先方からお見合い申し込みを頂き、彼女がお受けした結果彼と出会ったのです。
この彼からの申し込みを受けていなければ、彼に出会うことはなかった訳ですから、この出会いは運命としか言えず、彼とご縁があったからこその出会いでした。
この彼女は、目鼻立ちのはっきりした、可愛らしい方でした。ですので、たくさんの申し込みも、嫌な印象じゃない限り、分からないからお会いしてみますという感じで、土日連続お見合いも、また、一日時間差で２回戦のお見合いも辞さず、本当に積極的に会っていました。
細かい条件に縛られなかった
この女性は入会の時から、相手への細かい条件は求めていませんでした。「話してみてフィーリングが合えばお付き合いしていこうと思ってます。」こう話していたのです。
婚活では条件に縛られず、積極的にお見合いしていく人の方が、必然的に早く成婚になる傾向はあります。
女性がお相手の条件に上げがちなのが、職業、出来れば公務員、年収、出来れば５００万円以上、身長、出来れば１７０ｃｍ以上、またできれば、親と同居しない方といった条件を上げる女性は比較的多いです。
彼女は女性でも比較的背の高いタイプで、１６５ｃｍでした。彼は１６８ｃｍくらいの男性でしたが、彼女は身長は全く気にしていない様子でした。
私が住んでいるのは埼玉県の北西部で、群馬県の会員さんがたくさん所属しているので、今でも結婚後は最初から同居して欲しいという条件の男性も、少数在籍なさっています。ですが、長男だとしても、仕事の都合でご実家を出て、職場の近くに１人暮らしなさっている方は、最近は結構増えてきた印象です。
この女性の場合も、成婚になった彼はご長男でしたが、ご実家を出て、職場の近くの借家に１人暮らしされてる男性でした。なので、交際して、２か月ほどすると、彼女が土曜に彼のアパートに泊まりに行き掃除をしたり、食事を作ってあげたりとそんな関係になっていました。
ですので、交際から約３か月後には、彼の所属カウンセラーから彼はもうプロポーズしたいそうですが、女性はお受けくださりそうですか？という打診が来ましたので、彼女に確認するとすんなり「お受けするつもりです」の返事で、順調に成婚退会へと進展していきました。
結婚したい気持ちがしっかり強いこと
既にお話ししたように、この女性は最初から、「早く結婚したいし、子供も産みたいから、なるべく土日のお休みは婚活に充てて頑張ります」と自分から言っただけあって、これを有言実行なさったのです。
他にも、「早く結婚したいです」と言って婚活開始する女性は結構いらっしゃいますが、私の１３年半の仲人人生の中で、気持ちをしっかり持って、早く結婚することを、ちゃんと決断していった女性は、この女性がピカイチだったなと思います。
早く結婚したいと言いつつ、積極的にお見合いをしていっても、色々な男性にお会いしている内に、相手の悪い所ばかり先に見つけて、嫌になってお見合いお断りしたり、交際をお断りしたり、また、何度もお見合いするうちに、迷って決められなくなってしまったり、という女性も意外に結構いらっしゃいました。
男女を問わず、お見合いでは、相手のいい所を見ようと思って臨まないと、交際へ進むことは出来なくなってしまいます。時々、会う人会う人、洋服のセンスが悪いとか、食べ方が気持ち悪いとか、悪い所ばかりに着目して、交際へ進めない女性が少数いらっしゃるのです。
また、女性はいいと思って交際していたとしても、何度かお会いする内に、お断りされてしまうということもある訳です。なので、お断りされることが何度か続いたりすると、へこんでしまって、婚活そのものが嫌になってしまう女性も少数いらっしゃいます。
私たちカウンセラーも、女性がへこんでいる時や、迷っている場合には、とにかく女性の気持ちをよく聞いてあげて、適切な言葉かけを意識してやっています。結婚こそ、その方の今後の人生を左右するおおごとである事には変わりがないのですから、慎重に対応していくのです。
おわりに
入会当初から「早く結婚したいしどうしても子供が欲しいので、お休みの土日は婚活に充てて頑張ります」と有言実行なさった女性のお話です。
３８歳と４０歳で二人の子供にも恵まれ、彼のご実家から少し離れた所のマンションに生活基盤を整えて、家族仲よく生活している様子である事を毎年くれる年賀状から伺い知ります。
私は、本気で結婚したい女性の応援をしていますし、結婚したいと思う人であるならば、年齢がたとえ何歳であったとしても、結婚相談所にはご自分の年齢に見合った方が在籍されていますので、諦めずに行動起こして欲しいと思っています。
結婚だけが人生ではないし、女性でも仕事をがんばって、職場でも順調に出世して、役職を目指す女性も最近ではお見かけするようになった気がします。
どんな状況であったとしても、例え何歳であったとしても、条件が宜しくなかったとしても、本当に本人が強く結婚を決意して、適切な行動を起こせば、きっとご縁はあるのが結婚相談所ですので、強い決意で、望む方々の応援アドバイスをしていきます。結婚したい人を心から応援しています。
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