夫婦円満の秘訣6選NEW

女性心理

令和元年の人口動態統計で明らかにされている日本の離婚率は 1.69で、前年の平成30年の1.68 よりわずかに上昇しています。

ちなみに、平成28年度の離婚率は1.73、平成29年度では日本の離婚率は、1.70だということです。(人口1000人に対して、1組離婚している場合が離婚率1.0ということ)

私は結婚相談所の仲人ですが、成婚され卒業した元会員さんが離婚なさったお話を聞くことが時々あり、とても残念な気持ちになります。成婚の時には、二人そろって、満面の笑顔とハッピーオーラ全快だったのに、何故そんな方向に向かってしまったのか、本当に残念でなりません。

二人が、お互いの関係をもっと大切にしていたら、そんな事にはならなかっただろうになぁ、と二人に夫婦円満になるには、お互いに努力が必要なのだと声を大にして、話しておけばよかったなぁと、思ったりするのです。

離婚率の参考:厚生労働省 平成29年人口動態統計 結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei17/dl/02_kek.pdf

夫婦円満の秘訣

相手への思い遣り

相手の身の上や心情に心を配ることを思い遣りと言います。夫婦として暮らしても元々は他人同士なのです。お互いに毎日の生活を気分良く送るためには、相手の立場や心情に心を配り、相手への配慮を心掛けること大切です。それだけで、お互いに信頼感が増し、幸せを実感できる物です。

例えば、朝は必ずどんなに忙しくても玄関まで見送るとか、「気を付けてね」「行ってらっしゃい」など、声を掛けること。

男性なら、「いつも洗濯ありがとう」とか「お弁当おいしかったよ」など、また、食事などで「この肉じゃが、凄く美味しかった」など、ちょっとしたことを声に出して相手に伝えるのです。

特に男性の場合、美味しいと思っても何も言わない人本当に多いです。「これすごく美味しかった」とか、家事についての感謝って、思っていても口に出して言わないと伝わらないです。

相手を理解するためには努力が必要です。こう伝えれば相手はどう感じるか?相手はどう思うのか?夫婦の間でもこんな配慮をすることが大切なことだと思います。

相手に理解を求めるのではなく、まずこちらから相手を理解できるように努力してみる。自分の考えだけを相手に押し付けずに、まずは相手の立場に立ってみてください。

相手を変えることは大変だけれども、自分を変えることはすぐにできるはず。夫婦お互いが、まずそう考えてやっていけば、長期間円満にやって行けるものです。

相手を尊敬、尊重する

パートナーを尊敬することによって、相手に対する言葉もしぐさも変わってきます。夫婦として暮らしても元々は他人同士なのです。相手を1人の人間として敬うことはやはり大切ですね。

パートナーには、仕事や職場での人間関係があること、もしも、妻が専業主婦だったとしても、家事の細々としたことや、家庭外の人間関係など、様々なことがある訳です。

お互いの立場で、相手を尊重していれば、一方的に批判する気持ちやいがみ合う関係になることはありません

私は結婚して37年ほど経っていますが、夫を尊重する気持ちはずっと持ち続けています。また、夫もいい意味で、細かいことは私に任せておいてくれます。だから、ずっと夫婦として続けてこられた一因になっていると実感できるのです。

お互いに感謝し合う

相手がしてくれていることを、思い返してみて下さい。パートナーが日々あなたに対してしてくれていることは、決して当たり前のものではありません。

例えば、男性が毎日仕事で報酬を得て、それで家計を支えてくれているのなら、そのことに感謝の気持ちはあって、当然だと思います。

男性としても、家のことを任せておけるから、安心して仕事に専念できる訳で、家事に対する感謝はあって当然のことだと思うのです。

そんな時、不仲になるカップルは、してもらって当たり前だと思い、相手への感謝やねぎらいの言葉を掛け合ったりしないのですよね。だから、双方に不満の気持ちが積もり積もって、結局夫婦円満ではなくなって行くのでしょう。

お互いに相手に対する感謝の気持ちを、たとえ毎日ではなくとも、「〇〇してくれて、ありがとう」という言葉を、意識して伝え合うことは、とても大切です。

また、共働き家庭だとしても、お互いに家事を助け合い、協力し合って生活しているでしょうが、双方の協力にやっぱり感謝の気持ちはあると思うのです。中には女性ばかり仕事も家事も抱え込んで、やりきれなくなって破綻するというご家庭もあると聞きます。

お互いに感謝の気持ちを「ありがとう」という言葉に出して伝え合うことができれば、二人の関係は絶対に、円満なものになるはずです。

私は自営業で毎日家にいますが、夫が仕事前にゴミ出しをしてから出社します。キッチンの家事は全く手を出さない夫ですが、ゴミ出しや重いものの買い出しなど普段から快くやってくれます。

ですので「いつもありがとう、助かります」必ず声にして夫に伝えます。こういう小さなことの積み重ねが思いのほか大切だったりするのです。

食事の時間を大切にする

おいしい食事を囲んだ家族の団欒の時間を大切にすることは、夫婦円満に役立ちます。「あなたが一番幸せに感じる時は?」の質問に「食事の時間」と答える男性はとても多いのだと言います。

共働き世帯だったりすると、出社時間などもありますから、夕食だけでも、夫婦で一緒にゆっくり団欒の時間が持てると、楽しい会話も持ちやすく、更に幸せを実感する時間になり得るものです。

特別料理が得意ではない人でも、相手に喜んでもらおうとか、相手の好きなものを作ってあげようという気持ちを込めて作れば、その料理は最高の一品になります。そして、楽しい会話をしながら食卓を囲むことで、夫婦仲はますます円満になっていくものです。

会話を大切にする

お互いを理解する一番の方法は、やはり会話をすることです。毎日のことで簡単にできると思いがちですが、今日パートナーと交わした会話の量を思い返してみてください。実際に会話した量を考えると、意外と少ないものなのではないでしょうか?

私にも心当たりがありますが、テレビを観ながら笑い合ったり、少しの会話はありますが、どんなことがあったとか、どんな一日だったかなど、細かいことは意外と話していないものです?

何十年経ったとしても、言葉にしないと分かり合えない事って意外に多いものです。日々の出来事や気持ちの変化や、普段思っていても、敢えて言葉にして伝えていない相手への感謝など、言わないとやっぱり伝わらないものです。

また、時間が取れるときには、お互いの考えや主張をぶつけて話し合える関係性があることがとても大切です。 そして、お互いの考えを話し合い、改善策を考え合うこと。その話し合える関係性があることは、やはり夫婦円満のための要因です。

干渉し過ぎない

いくら夫婦でも、家庭外での繋がりもある訳です。その部分に干渉し過ぎると、お互いに不愉快になるだけです。人は意外に、一人の時間って、大切な物です。

夫婦お互いの友人関係などには、双方がよい距離を保ちながら、趣味の時間を持ったり、旧友との付き合いも大事にするなど、それが、夫婦関係にフレッシュな風を吹き込むことになるかもしれません。気分転換は、あなたが想像しているよりもずっと夫婦にとって良い効果を生み出します。

「〇〇さんと遊びに行くの?」などと嫌な顔をして、パートナーの自由を過度に束縛することなく、相手に多少自由な行動と時間をもってもらうことも必要なことです。夫婦お互いが、そういう考えを持ち合っていれば、円満な家庭を維持できるでしょう。

おわりに

縁があって巡り合い、夫婦となったからには、お互いの関係性を大切に夫婦円満で楽しい家庭であるように努力していきたいですね。

大切なので繰り返します。相手への思い遣りの気持ちを持ち合うこと、相手への尊敬と尊重する気持ちを忘れないこと、本当に大切です。

また、相手が普段してくれていることに対して、感謝の気持ちを忘れず、言葉にして感謝の気持ちを伝え合うことも忘れてはいけません。お互いに感謝し合えている夫婦は、おそらくずっと仲良し夫婦で居られると思います。

食事の時間を大切にして会話が多い夫婦や、自分の考えを言い合える夫婦も円満でいられるでしょう。家庭を持つと、自分だけの時間を持つことは難しくなりますが相手に可能な範囲で、自由な行動と時間をもってもらうことも必要なことです。

世間の夫婦円満のご家庭では、こんな努力を夫婦お互いに意識して、やってらっしゃることでしょう。家庭を持ってパートナーにしてもらうことは当たり前ではないのです。お互いに思い遣り合って、補い合って、助け合って行くから夫婦円満な幸せを実感できるのです。

あなたのお幸せをお祈りいたします。「どんな女性と結婚すると、男性は幸せになれるのか」こちらもご参考にどうぞ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました