27歳バツイチ子連れでも、3ヶ月で成婚退会した理由

数年前の元女性会員さんのケースです。27歳バツイチ当時2歳の息子さんがいらっしゃいました。最初の離婚の原因は、彼の浮気だったそうでした。

この女性は、入会時ペーパードライバーで事務所へは、20分ほど、自転車に乗っていらっしゃったのです。その後の新規面談では、「子供ちゃんを可愛がってくれる人と結婚したいです」と話していました。

入会から、約一月後、成婚になった彼と出会い、お見合い後ペーパードライバーの彼女を自宅近くまで送ってくれるというバツイチ彼は、隣県の自営業で37歳の男性でした。

お見合い終わり、彼女も「彼が送ってくださるというので、送ってもらいます」とニコニコでしたので、案の定、二人は交際に突入したのです。

条件はよくなくても、早く成婚になった理由

昭和ならいざ知らず、平成を経て、令和の現在では、男女を問わず、バツイチだというだけなら、それ程の障害にはなりません。男女を問わず、確実に私が結婚相談所を始めた時より、バツイチ比率は確実に今の方が高いです。

勿論、令和の現在でも、初婚の男性では、年代にも因りますが、初婚の女性を求める人は、私の印象では半数ほどいらっしゃるかなぁ？と思います。

一方、初婚の女性の場合でも、勿論年代にも因るのですが、男性ほどではない、三分の一～四分の一くらいは、初婚の男性を求める気がします。この場合どちらかと言えばですが。

女性の場合は、最初の条件より、会ってみて、フィーリングが合えば、その辺りの条件はクリアしてしまうような印象です。

このバツイチ女性には、入会時に相手もバツイチの方が、会ってくれる確率が高いことと、子供さんがいることは、婚活を多少難しくするお話も、してあったのです。

彼女はそれでも、息子ちゃんを可愛がってくれる人と結婚したいとおっしゃって婚活を開始したのです。成婚になった彼とは2回目のお見合いで出会い、その後交際2ヶ月を経て、スピード成婚退会でした。

男性の職業で一番人気はやはり公務員です。新規面談で、親との同居のない公務員の男性を求める声は、令和の現在でも多いです。安定を求める女性が多いので、公務員を求める確率が高いのは、景気に左右されないからと言うのが、一番大きな理由でしょう。

そんな女性の傾向ですから、公務員じゃなければ、会社員がいいという声は多いです。なので、自営業や農業、林業などは、婚活ではあまり人気がありません。

とは言え過去に「どんな職業でも結婚できます！」という、（農家のご長男の元会員さんの成婚の話でもお話しましたが、農業でも林業でも、持って行き方次第でちゃんと結婚できるんですけどね。

女性は、出来れば公務員や、上場会社員、会社員を希望する方が多い傾向でも、彼は自営業でしたし、彼女は職業について、全く気にしていない様子でした。このことも、彼女が入会から3ヶ月で成婚退会した理由です。

彼女の希望はとにかく「子供を可愛がってくれる人」という唯一の条件ですから、この37歳バツイチ男性は、とにかくとてもマメな男性で、息子ちゃんとも直ぐに打ち解けて、とても仲良しになったそうなので、その事が彼女が彼に決めた第一の理由だったのは言うまでもありません。

このカップルは、お見合い後2ヶ月の交際を経て、スピード成婚退会なさいましたが、結婚後彼との間に二人の子供ちゃんを授かったのですが、子供が生まれると、私に見せに遊びに来てくれたのですが、やっぱり彼がとてもマメで、私はとにかく驚いたのです。

産まれたベビちゃんは勿論ですが、彼女の連れ子の息子ちゃんも本当に分け隔てなく甲斐甲斐しく面倒を見るのです。彼女より彼の方がマメに子供たちの面倒を見ていました。だから連れ子ちゃんも、パパが大好きな様子でした。

事務所で新婚生活の様子を私が聞いていると、当時2歳の息子ちゃんはすぐ飽きてしまい、事務所の近くにJRの駅があるため、「パパ電車観に行こう」と言い出し、彼が直ぐに子供たちの面倒を見るのです。

当時、この様子を見て、彼女は優しくて面倒見のいい彼と結婚して、幸せそうで本当によかったなぁ～と私は安堵したものです。

この女性のように、バツイチでも、子供がいても、相手に難しい条件を求めたり、自分の状況を顧みることなく、理想ばかり押し付けたりしなければ、ちゃんといい出会いはあるものです。

男女を問わず、婚歴、年齢、職業、年収、家庭環境、細かい条件や理想に縛られていたら、簡単にいいご縁には巡り会えないものです。

バツイチ子連れ婚でも、この女性の様にスピード結婚する人もいらっしゃるのです。年齢や現状や、条件で、結婚を諦めてしまう人は結構たくさんいらっしゃるようですが、きっと婚活に希望を見出せると思いますので、諦めないで相談してみて欲しいです。

あなたがよいご縁に巡り会えますこと、心よりお祈り申し上げます。「結婚後の平和的思考のススメ３」こちらもご参考にどうぞ！