結婚後の平和的思考のススメ5選

女性心理

結婚は、大恋愛の末結ばれた男女が、ラブラブムードのままずっと仲良く生活を共にすること・・・・かというと、そうでもないことは、あなたもうすうす気づいていることでしょう。

恋人同士の時はお互いに見過ごしていた(見ないフリをしていた)男女の違いが、一つ、また一つと気になってくるのが、結婚生活です。

そうしたズレを、恋愛の時のように、「好き」とか、「愛してる」とかで、埋めようとすると、悲しい結末になりかねません。

そもそも夫婦は、二人で新しく企業を立ち上げる(起業する)ということで、経営方針は家庭によってそれぞれですが、基本的に社長がリードし、社員はそれに従うのがルールだし、その方が上手くいく物です。

「家庭=企業」「夫婦生活=仕事」と考えることで、夫婦のすれ違いはかなり解消されます。ひとつ屋根の下で暮らす男女の、より良いコミュニケーションの思考を考えていきましょう。

夫婦の平和的思考法

①男はプライドを食べて生きている

夫婦関係で起こる問題の多くは、「夫婦の前提」を理解していないことが原因です。結婚は起業であり、夫婦はビジネスパートナー。「家庭に対する価値観」とでもいうべきこれらのことを理解していないがために、すれ違いが起こるのです。

一般的に、女性は結婚すると現実的になりすぎる傾向があります。結婚したカップルの男性から、「付き合ってた頃はあんな子じゃなかったのに…」とか「結婚したら急にお金にシビアになっちゃって、お小遣いが1万円だよ」などの愚痴を聞いたことがあるでしょう。これは多くのご家庭で起こる現象です。

何故こうなるかというと、女性は結婚・出産すると、家族と子供のことを第一に考えるようになるから。超現実的な女性は、子供を育てるためにどれくらいのお金が必要で、家を買うなら、車を買うなら…と計算して、家計を切り詰めて、来るべき時に備えようとするのだといいます。

一方男性は、恋愛と結婚の違いをよく理解していません。仕事とプライベートはしっかり分けるのに、恋愛と結婚は一緒くたにします。そのため、結婚しても自分から何かを変えることはほとんどないでしょう。脳の構造上あまり早く切り替えができないそうですし、独身時代・恋愛時代に覚えたルールを捨てきれない人がほとんどだといいます。

男性は独身時代と同じように自由にお金を使いたがりますし、見栄も張りたがります。男性は世間から一目置かれたいし、負けたくない、「プライド」を大事にする生き物です。

放っておくと、収入に見合わない高い車を買おうとしたり、妻が節約に励んでいるときに、部下に気前よくお酒をおごっってしまったりもします。(こんな非協力的なビジネスパートナーは会社なら上司から厳重注意ものです)

②女は夫を「株式会社〇〇家」の新入社員と思って優しく育成せよ

実際はあくまで「家庭」なので、ビシッと注意したい気持ちをこらえて、女性は夫を優しく諭してあげましょう。ビジネスパートナーと言いましたが、最初の内は夫を「新入社員」くらいに思って、「まだよくわかっていないのだから、仕方がない」と大目に見てあげるのです。

彼らは、目的に向かって何かをやり続けることは得意なので、「〇〇を買うために貯金しようよ」とか「1年間で百万円貯金したいの」と具体的な期間や数字を示してあげれば、一緒に頑張ってくれる可能性も大いにありそうです。

男性も妻に対して、「恋愛中と違う」「こんなはずじゃなかった」と嘆くのではなく、まずは結婚の前提を学びましょう。結婚するなら、恋愛中と同じルールではやっていけません。そして、それでもプライドを大事にするのか、潔く諦めるのか決めることは大切です。

諦めて「よき夫」になるのもアリですが、諦められないときは、「これは自分にとって大事なことなのだ」と主張して、妻を説得するのです。例えば夫が欲しい車を購入したいとしたら、妻を説得するには、「どんな凄い車か」をスペックなど語っても無駄です。

例えば「ずっと昔から憧れていた車だ」とか「行きたいって言ってた〇〇も行きやすくなる」など、女性たちは現実的な反面、情にほだされやすいところもあるので、心情に訴えかけられれば作戦成功して、夫が欲しかった車の購入もできるかも知れません。

女性は結婚式を境に現実モードに突入することが多いようです。夢のような結婚式、新婚旅行が終わったら、恋愛からは卒業。新婚時代は辛うじて恋愛モードを維持していた女性も、出産すれば必ず「母」になり、現実モードに突入するのです。

仕方のないことですが、男性からするとあまりに豹変するので、しょげてレスになってしまう男性もいるのだといいますよ。結婚したら、「男性は現実的になることを学び」「女性は夫の男としてのプライドを理解して優しく接する」ことが重要なのです。

③男は使えないものを集める

男性の部屋にずらりと飾られた「ペットボトルのおまけ」「似たようなデザインの腕時計」。女性の部屋のクローゼットに眠る「流行おくれの服」や「ショップの袋」、キッチンの棚を占領する「大量の空き瓶」。男も女も互いに「捨てればいいのに…」と言いたくなるようなモノを集める習性があります。

「収集癖」として重症なのは、どちらかというと男性の方です。狩猟本能がある為、何かを「狩って」自分の「巣」に持ち帰ることで満足感が得られるのです。また、自分のお気に入りの「趣味のもの」に囲まれることで、独自の世界観を作り上げ、演出アピールする傾向もある様です。

このように収集癖が発揮された結果、フィギュアやカードなどのおもちゃ類、ライターやレコードなどの趣味のモノがどんどん部屋にため込まれていきます。(女性から見たら使えないモノですね)

男性の収集癖に火をつける「売る側」のしかけには、感心するばかりです。例えば、「〇〇カード」やガチャのフィギュアには、「全30種類」などのゴールがあるため、男性たちは「これは集めるミッションだ」と感じコンプリートしたくなります。

なかなか手に入らない「シークレットキャラ」がいたり、「期間限定」など手に入る機関や個数が限定されていたりすると、男性のコンプリート欲求は更に加速する訳です。「大人買い」などと言って、大枚はたいて購入する羽目になるのです。もちろん女性はこれを理解できません。

④女は使えそうなものを捨てられない

一方女性が集めるのは「使えるもの」。「流行おくれの服」も着ようと思えば着られますし、ジャムなどの「空き瓶」や服を買った時の「ショップの袋」も、何かを入れる際には確かに便利でしょう。

とはいえ、流行おくれの服を本当にまた着るときが来るのか、空き瓶に入れるべきものはあるのか、紙袋は1,2個あれば十分じゃないか…と検証していくと、結果的には男性と同じく「いらないモノ」を集めているというか「使えそうなものを捨てられない」のです。

こういった女性心理に訴えかけるのが、女性ファッション誌によくある「おまけのポーチ」です。商品としてお店に置かれていたら絶対に買わないのに、これを見た女性は「いつか使える…かも」と感じてしまって、ポーチ目当てに、読みもしない雑誌を買ってしまったりということがあるのです。

⑤勝手に捨てたりはNG

夫婦で一緒に暮らしていると、お互いの理解できない収集物は実に厄介な存在です。しかし、まずは「自分とは違う発想で集めているのだ」ということを理解しましょう。

男性の収集に関しては、ある程度までの趣味レベルなら認めてあげた方が平和的対応です。やるべきではないのは、無理に捨てさせようとしたり、勝手に捨てたりすることです。「男子」は誰しも一度は、大事なコレクションを「ゴミだ」と判断した母親に捨てられて、悔し涙を流した経験があるそうです。

この手の悲しみを味わった男性は、その先更にコレクションに執着するようになりますし、「絶対に触らないで」と神経質になって守ろうとしたりするそうです。意固地になって収集癖を悪化させてしまうのです。

それよりは、男性が飽きるのを待った方がずと簡単で、コレクションすべきモノは次から次に現れますし、コンプリートしたら、熱が冷めたかのように関心を持たなくなるのも、男性はありがちだそうなので、「飽きたのかな」と感じるタイミングを狙って、「一旦片付けてもいい?」と聞くと、意外と簡単にOKしてくれるといいますよ。

女性のコレクションに関しても、NG事項は同じです。勝手に捨てて、「使えるものを捨てられた」とか「まだ使えたのに」という恨み言を何年も言われ続けるのは、確実かも知れません。

おわりに

大切なので繰り返します。夫婦関係で起こる問題の多くは、「夫婦の前提」を理解していないことが原因だといわれています。結婚したら、「男性は現実的になることを学び」「女性は夫の男としてのプライドを理解して優しく接する」ことが重要なのです。

男は使えないモノを収集して、女は使えそうなものを捨てられなかったりするのです。だから一緒に暮らしていると、相手の謎の習慣に悩まされることは多々あります。

しかし大抵のことは、実はお互い様なので、「こんないらないモノばっかり集めて!」と相手のことを厳しく責めたりせず、穏便な思考で平和的な解決法を目指しましょう。あなたの恋愛や結婚生活のご参考になれば幸いです。

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