パートナーとケンカをしたことがない、というカップルは先ずいないでしょう。元々他人同士だから意見が違って当たり前だし、ケンカをゼロにするのはどうしても難しいものです。
でも、大事なのはケンカをしないことではなく、ケンカになったときにどのような態度を取るかです。付き合いが長くなるほど、慣れでキチンと話し合いをする機会が減ったり、自分の意見ばかり主張して、お互い譲らず気まずい空気になったりということ、時々ありますよね。
そうかと言って、不満は抱えているのに、自分の気持ちをごまかしてそのままで過ごしてしまうことも、意外にやってしまいがちだったりするのです。
いいケンカと悪いケンカ
いいケンカの特徴
男女を問わず、「ケンカは苦手」という人もいれば、「ケンカばかりしている」という人もいます。特に男女間のケンカは、別れに至ることもあれば、距離を縮めるきっかけになることもあります。
・具体的に不満に思っていることを伝える（例：「トイレは座って用を足してもらいたいのよ！お掃除が大変なの…」
・彼に「これはやめてほしい」とか「こうしてほしい」と思うことには、伝えなければ彼が気づくことはありません
・善処して欲しいことは伝えても、人格は否定しない（例：あなたって本当に最低な人ね）
・不満を伝えるときは、相手を責めるような言い方ではなく、分かりやすく、やさしい言い方を心がける
・相手が非難してきても、むやみに反論しない（相手が感情的になっているときはこちらは落ち着いて対応することが大切です）大声で非難し合ったりを好む人は絶対いません。
・相手の話をいったん受け止めてみると、場がおさまりやすくなる（１００歩譲っていったん受け止めてみる）
・感情的にならずに、問題点がどこなのか、お互い改善の意思があるのか、しっかり話し合うことが大切です。許し合い、譲り合いの精神を持ち合うことは大切です。
・相手の話をしっかり聞く（聞く態度が悪いと、更にケンカが蒸し返されたりする）
・誠実な姿を相手に見せることで、相手も落ち着きます（何を言っても、キチンと聞いてくれている態度で段々相手も落ち着いてきます）
・キチンと聞いて、冷静に考え、お互いに善処すべきは改める姿勢が大切
・自分自身が怒っていることをキチンと把握する（何に対して怒っているのかそれが改善できるか前向きに伝えることを忘れない）
・自分の気持ちをごまかすと、いつまでも尾を引いてしまう
・自分の不満な気持ちは冷静に伝え、どうして欲しいのかをキチンと伝える
悪いケンカの特徴
・「この人には悪意がある」と相手が感じると、物事を悪い方へ悪い方へ考えてケンカがヒートアップするばかりになる
・大声を上げたり、音を立ててドアを閉めたり、不機嫌な顔や態度で話す
・「あなたはいつも…」「ずっと前にも…」と過去のことまで持ち出してしまうと、「お前こそ…」と非難の応酬になりやすくなる
・お互いがマウントを取ろうとして言い合いをすると、後になっても分かり合えなくなる
・相手に仕返しを考えたとしても、それこそ百害あって一利もない結果を招く
・「〇〇ということは××ということになるんだ」と自分の言ったことを自分でまとめてしまう話し方をすると、相手は一方的で消化不良に感じ、ますますイライラすることになる
・争いたくないからと不満を言わないでいると、大きな問題が起こると、向き合うのが面倒になって別れを選択してしまう、という方向になり易い
不誠実な男は手で分かる
彼を信用して付き合ったのに、突然、裏切られて…そんな恋の破局を体験したことはありますか？世間には、不誠実な男は、少なくありません。
運悪くそんな男性と、縁をもってしまったわけで、腹立たしく、ひどい嫌悪感をもつかもしれませんが、今更過去の男性を非難しても仕方がありません。不誠実な男のウソをあなたが見抜けなかったことも、原因の一つなのです。ではまず、相手のウソを見破る見識をもつには、どうしたらよいのでしょう。
若い女性に非常にショッキングな映画をみせ、映画の事実をそのまま報告させるグループと、事実とは全く違ったウソの報告をさせるグループの二つに分け、その時のシグナルを調べた実験があるそうです。
事実を報告するグループは、ごく自然に説得力のある説明ができます。ところが、ウソをついているグループは、いくらだまそうとしても、態度が不自然だったり、しゃべり言葉が普段と違ったり、明らかにウソをついているという様々なシグナルを発信していることがわかったのです。
不誠実な男のウソを見破るポイント
②体全体の動きが多い
③顔のあちこちに触る動作が多い
④相手の話に敏感に反応し、早口になる
⑤応答に柔軟性がなくなる
⑥笑いが減る
⑦うなずきばかり目について多い
デート中に、このような要素が多い男性は、ウソをついているかもしれません。こうしたシグナルは、うしろめたい気持ちの表れなのだといいます。
①眼鏡をやたらさわる
②煙草を頻繁にすう
③ポケットに手を入れる
④指をもてあそぶ
⑤鼻をいじる
などの行動が多ければ、決定的と言ってもいいでしょう。口ではいくら優しいことをささやいていたとしても、これらの動作が目立つようなら、この男性の本音は別の所にあるわけです。
本当の気持ちは、目と口に一番表れやすいのです。心とは違うことを言っている男性は無意識のうちにも目と口を隠し、注意をそらすために様々な手の動きが起こってくるわけです。
人はどんなに上手にウソをついたつもりでも、心にある罪悪感からどこか不自然なふるまいをするものです。このシグナルを見逃すと、突然の裏切りを体験しなければならなくなります。
相手の言葉に疑問や不安を感じるとき、多くの人は相手の目や口を見つめて、本心を探ろうとしますが、ウソは顔にも表れますが、手や体全体の動きにも表れやすいので、こんなときは表情だけでなく、相手のしぐさや、体全体の動きにも注意するようにしましょう。
「大切な話」は食事中がチャンス
物を食べているとき、人は知らず知らずのうちに気持ちが緩んでいます。口にものを入れる瞬間は心がフッと空白状態になります。その時に口説けば相手の空白状態にスーっと入って行けるのだといいます。
アフリカの肉食動物が獲物を狙うのも、獲物が何かを食べているときなのだといいます。防御の緊張状態が一瞬、緩和されるからです。油断の瞬間を狙うわけです。相手に心理的な緊張感のない時は、こちらの要求を受け入れやすい状態でもあるのです。
優秀な営業マンの話では、仕事でどうしても相手に「イエス」と言わせたい時は、とにかく食事に誘うのだそうです。そして食事中に、要求を示す、そうすると「イエス」という返答がもらえる確率が高いのだといいます。
食事中は緊張感も薄れ、空白の状態です。そんな時に何らかの事柄を要求される。人は「イエス」と答えるのは楽だけれども、「ノー」というのは面倒くさいものです。「ノー」の場合は、その理由を考え、論理的に反論しなくてはならないからです。
食事中は無意識なうちに面倒な思考を避けるものです。だから食事中は、「イエス」と答えてしまう確率が高いのです。
例えば亀が甲羅の中に首を引っ込めているときにいくら要求しても効果はありません。相手が首を出して餌を食べている状況こそが要求を通すチャンスなのです。
少し前は女の子を 誘う時「お茶飲まない」と声をかけるのが一般的でした。もちろん別に喉が乾いているわけではありません。当時の学生たちはお茶を飲むことが、次につながる自然な流れを導くことを本能的に知っていたのかもしれません。
相手をゆったりして気持ちが緩んでいる状態に導くことで、要求を通すチャンスが生まれるのです。デートの時は相手のこのような心の動きを頭に入れておきましょう。
またデートで気まずくなった時や相手に重要なお願いをする時などはまず食事に誘うことです。さらに効果を高めるためには、高級レストランの広いテーブルで向かい合うよりは、お互いの体が接近するような小さなレストランの方が良いでしょう。そのほうが親しみが深まるからです。
また、相手をクッションのある座り心地の良い椅子に、座らせて話した場合の方が、説得しやすいことがわかっています。お願いを聞いて欲しい時には活用して、みてくださいね～
おわりに
男女を問わず、「ケンカは苦手」という人もいれば、「ケンカばかりしている」という人もいます。特に男女間のケンカは、別れに至ることもあれば、距離を縮めるきっかけになることもあります。「いいケンカ」と「悪いケンカ」についてお話ししましたが、二人の間を更に縮めることができる「いいケンカ」になるように、気持ちを言葉にしましょう。
勝ち負けで言い合いをしたり、過去のことまで持ち出したりすると、建設的な前向きな話し合いはできなくなってしまいます。二人が嫌な気持ちになるだけの「悪いケンカ」にならないように、気を付けて話しましょう。
不誠実な男性と、縁をもってしまうことがないように、彼と出会ったとき、不誠実な男性ではないのか、本当の気持ちは、目と口に一番表れやすいのです。心とは違うことを言っている男性は無意識のうちにも目と口を隠し、注意をそらすために様々な手の動きが起こってくるといいますので、注意を払って見極めてくださいね～。
デートで気まずくなった時や相手に重要なお願いをする時などは、まず食事に誘うことです。期限も直してくれやすいし、ゆったりして気持ちが緩んでいる食事中は、重要なお願いにも、「イエス」と答えてくれやすくなるのです。あなたの恋愛や結婚生活のご参考になれば幸いです。
「男女で異なるコミュニケーションの特徴6選」こちらもご参考にどうぞ！
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