男女で異なるコミュニケーションの特徴6選

カップル

話の組み立てが上手な人、一方でまとまりのない話をずっとしている人も、いらっしゃったりしますが、実は話の展開から、相手の心理を読み解くことができるそうです。

話を結論から始める男性は、合理的で、せっかちで、裏表のない正直な性格の方なんだといいます。質問の答えをはぐらかす男性は、自分の弱みを見せたくない、プライドが高い傾向があるそうです。また、話に必ずオチを入れる男性は、サービス精神が旺盛で、注目を集めたいタイプなんだけど、意外に落ち込みやすいタイプでもあるのだといいますよ。

男女で異なるコミュニケーション

男女の認識の違い

電話やメールを男性は連絡手段と認識しているけれど、女性は気持ちを伝えるツールとして、使うのです。男性にしてみると、「彼女の長電話が理解できない」と思っていて、女性は「彼のメールが素っ気ない」といつも思っているのです。

男性は、電話を「要件を伝えるためだけの情報伝達ツール」として、捉える傾向にあり、一方女性は、「自分の感情や気持ちを伝え合うツール」と捉えているそうです。ですから、男女で認識の違いがあるために、お互いの状態を理解できないと思ってしまう訳です。

これは、メールにも同じことが言えます。男性が届いたメールに返信しなかったり、返事が遅くなってしまうのは、電話以上にメールを「要件を伝えるための連絡手段」と捉えているからです。要件以外の内容が書かれているメールは、優先順位が低いと判断しがちなため、返信しなかったり返信が遅れたりするようです。

女性は、メールを「電話より気軽に仲を深めるためのコミュニケーションツール」として活用します。そのため、メールを通して、近況報告など、共有したい内容や感情を伝えようとします。絵文字やスタンプが多いのもそのためです。

決して薄情な男性だから、電話やメールをしない訳でも、暇で寂しがりやな女性だから、他愛のない電話やメールをする訳でもなく、男女の差があるだけなのです。お互いに「相手といい関係を築きたい」と思う場合は、「時々は、こうしてくれたら嬉しいな」と自分の希望や思いを伝え合うことが双方への理解へ繋がるものですので、実行してみてくださいね。

男性は競い合い女性は協力し合う

男性は何故か競い合うことが好きな生き物です。これには大きく男性ホルモンが影響しているといいます。母親の体内にいるとき、男性ホルモンの大半を構成する「テストステロン」という物質を浴びることで、男脳が作られます。

この男性ホルモンは、身体の機能形成だけでなく、攻撃性や闘争本能という性質も作り上げていくのだといいます。女性には「テストステロン」が少ないので、攻撃性や闘争本能が、男性のようにわき起こっては来ないのです。

これは人間関係の築き方にも大きく影響し、性別による大きな差を生みます。具体的に言えば、男性は基本的に、自分が勝つことを重視し、小さなことでも競争をしたがる特性があります。出会って間もない人とは、少し距離をとりたいと考えがちで、上下関係を築きたがる傾向があります。

一方女性の場合は、人間関係を集団でとらえ、協力し合おうとするようです。また、出会って間もない人とでも仲良くなろうとして、対等な関係を築きたがる特性があるのです。

ウソがばれやすい男性、ウソをつき通せる女性

ウソをつく時、男性は表情やしぐさ、態度が不自然になってしまいがちです。一方で女性は男性よりもウソをつくのが得意で、ウソをついても平然としていられます。

アメリカの心理学者・エクスタインらが、多数の男女を相手に、「男女一対一で、最初は本当のことを話し、途中からウソをついてもらうという実験をしたそうです。

実験中に、話をする側が相手の顔を見つめていた時間の割合を確認した結果、ウソをついていないときに見つめていた時間の割合は、男女合わせて平均66,8%だったのに対し、ウソをつき始めると、男性は相手を見つめる時間は平均6%減少しました。

一方で、女性の場合はウソをつき始めてからの方が相手を見つめる時間が増え、平均より2,2%伸びたのだといいます。

男性の場合は、委縮して相手の顔が見られなくなる傾向があるということ以外にも、ウソをついた後にに落ち着きがなくなったり、身ぶり手ぶりが大きくなったりなど、表情やしぐさ、態度などが不自然になりがちです。ところが女性は、ウソをついても堂々としている場合が多いのです。

口下手な男性、おしゃべりな女性

男性より女性の方が、言語を理解する神経細胞が多いことがわかっているそうです。「女性ってうるさいなぁ」「男の人って、なんであんなに無口なの」そんな風に思うことがありませんか?

一般的に、女性は男性よりもおしゃべりだと言われています。それには明確な理由があり、大脳の言語に関する神経細胞の違いが影響しているそうです。

大脳には言語活動に関する部分が二つあり、一つは自分から話をする場合の言語処理、もう一つは他人が話したことを理解する場合の言語処理を担っています。

女性は、言語を理解する神経細胞が男性より多いことと、女性が右脳と左脳の両方を使い、話しながら考えることが可能なのに対し、男性は考えるときは右脳、話すときは左脳というふうに、言いたいことは考えがまとまってから話すという特徴があります。

話しながら考えるのが得意な女性は、話すことが決まっていなくても話し始め、最終的に結論にもっていくという傾向もあり、男性よりも言語能力に優れているといえるようです。そんなところから、口げんかでは、男性が女性に太刀打ちできないといわれることがよくあるわけですね。

第一印象で、いい印象を残せなかったとき

基本、第一印象は本当に大切なのですが、もしも第一印象でいい印象を残せなかったとしても、挽回のチャンスはあるのです。

初めの印象がよくなくても、いいギャップを見せると、魅力が何倍にもアップして見えることがありませんか?

第一印象が怖そうだった人が、丁寧なお辞儀をして挨拶をしてくれただけで、とてもいい人に感じられたり、ガラの悪そうな若者が電車でお年寄りに席を譲っていたら、とても親切な人に見えますよね。

このギャップ効果は、マイナスの感情がプラスに変化する時に、効果が大きくなるという特徴があります。

例えば
「おとなしそうだね」と言われた ⇒ 明るい一面を見せる
「お堅い仕事をしているんだね」と言われた ⇒ 思い切りはしゃぐ姿を見せる
「ずいぶん真面目なんだね」と言われた ⇒ 大胆なところを見せる
「派手に遊んでいそうだね」と言われた ⇒ 真面目な一面を見せる
もし相手からの第一印象がよくなかったとしても、その後の対応次第で、好印象に変えることは可能なのです。
気になる異性の心を引きつけたい時

気になる異性をデートに誘うのに、勇気が要るなぁと思う場合は、まずは小さなお願いから始めることがセオリーだといいます。一番のお願いを聞き入れてもらうために、小さなお願いから徐々に大きなお願いにしていくと、相手が断らなくなっていくそうです。

例えば
・「おもしろい本を探してるんだけど、何かオススメありますか」と声を掛けます。
・「今度は私のおススメの本を紹介したいから、メールしてもいいですか」と連絡先を聞く
・「この間のおススメの本が映画化されたそうだから、よければ一緒に観に行きませんか」と誘ってみる
こう進めていくことで、上手く行けば、少しずつ、二人で出かけるところまで導くこともできるのです。

おわりに

男女でコミュニケーションのとり方にどうしても違いがあるのです。電話やメールを男性は連絡方法の手段としか捉えていませんが、女性は自分の感情や気持ちを伝え合うツールと認識しているのです。

男性ホルモンの大半を構成する「テストステロン」の影響で、男性は小さなことでも競い合い、勝利することを重視し、出会って間もない人とは、少し距離をとりたいと考え、上下関係を築きたがる傾向があるのです。

一方で女性は、協力し合い、出会って間もない人とでも仲良くなろうとして、対等な関係を築きたがる特性なのです。

ウソがバレやすい男性とウソを上手くつき通せる女性という特性なのです。どちらかというと、男性は口下手な人が多く、女性はおしゃべりな人が多い傾向にあるのです。

また、第一印象でいい印象を残せなかったとしても、ギャップ効果で挽回のチャンスはあるのです。男女でコミュニケーションのとり方の差があることを理解して、意中の異性とうまくコミュニケーションが取れるようになるといいですね。

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