男を取り巻く家族関係3選

婚活アドバイス

我が家の夫は、昭和一桁の父を見て育ち、「男子厨房に入らず」を当たり前として育ってしまった人です。

ですので、夫に家事に参加してもらうのは、殆ど諦めていましたが、子供たちも大人になった最近では、ゴミ出しと精米は自分の仕事と捉えてくれているようです。

男がわかる心理学

兄弟構成でわかる男の性格

親の接し方の違いで性格がわかれる
同じ親から生まれ、同じ環境で育っているのに、何故性格が違うのでしょうか?これは親の接し方の違いが一つの原因と考えられるそうです。

この出生順位の他に、もう一つ性格の違いを作る要因が、きょうだいの存在だと言われています。対等と感じる関係である一方で、親の愛情を邪魔する存在とも感じるようです。

ドイツの心理学者トーマンと言う人が、300以上の家族を対象に研究し、出生順位により表れる性格・行動・態度などをまとめたそうです。

男兄弟の長男
責任感が強く、リーダーシップがある。またメンツや地位を重視する傾向にある。
男兄弟の末子
責任を避け、従属する傾向がある。冒険を好み、情熱的だが現実離れしている。
妹のいる長子
女性の扱いに長け、女性と仲良くなることが得意。ただ男友達とは疎遠になる場合も。
姉のいる男の末子
気まぐれで、のんびり屋。なかなかやる気を起こさないが、関心を持つと熱中する。
男の一人っ子
父親との同一視が見られ、年上の保護や指示を求める傾向にある。友達関係は広くない。
男はみなマザーコンプレックス?

大人になっても母性を求める男?
世の中の男性は全てマザコンだと思っている人がいますが、ある意味では事実かも知れません。

幼少期に異性の親を強く慕う気持ちは、男女どちらにもあるようです。ところが男性の場合は、成人してもいつまでも母親や母親の代わりの存在を追い求める傾向にあるそうです。

多くの男性は、成長するにつれて母親から自立し、「母親思い」「母親を慕う」といった母親を大切にする程度に落ち着くのに対し

一部の男性は成人しても自立できず、母親により強い愛着や執着を抱いてしまう。このタイプの男性がマザコン男性と呼ばれることになってしまいます。

夫婦関係を重視する欧米では、男の子が母の愛を受けるには、まず父親と対峙しなければならず、ライバルの父親より強くなろうとすることが、自立心の形成に役立っているそうです。

一方、日本の家庭では、夫婦関係より親子関係が重視されているため、男の子は母親の愛情を独占し易く、母親の方も自分の手から離れないよう無意識に自立を抑制してしまいやすいそう。

そんな背景から母子一体化がますます進み、日本社会は世界的に見てもマザコン男性を生みやすい環境にあると言われています。

マザコン男性になりやすい環境
夫婦ケンカが絶えない家庭環境で育つ子供は、常に大きな不安感を持ちます。父親が暴力を振るう状況を見てしまうと、母親を守りたい気持ちが強くなり、母親に傾倒しやすくなるそうです。また、父親が仕事などで家庭を顧みないと、母親に強い同情心を持ちやすいです。更に夫婦関係のよくない家庭ほど、母親自身が男の子を自分だけのものと思い込みやすく、子供の自立を阻止してしまうケースが目立つといいます。
男にもあるマリッジブルー

結婚を控えた人が間近に迫った結婚生活に突然不安や憂鬱を覚えることで「結婚すること」をストレスに感じてしまう状況をマリッジブルーと言います。

アメリカの社会学者ホームズらによると、ストレスを感じるかどうかは、その人にとって好ましいことであるかどうかより、それまでの生活や環境に、どれほどの変化をもたらすかで決まるといいます。

男性のマリッジブルー
女性と違い男性の場合は、プロポーズの前にマリッジブルーになる傾向があります。プロポーズの前に覚悟を迫られ、心の整理をつけなければならず、経済的な問題や、幸せな家庭を築けるかどうかは自分の責任と言う考えが頭を支配して、精神的負担を大きく感じるこの時期を「プロポーズ前ブルー」という。
父親はお手本かライバルか?

父親の言動や性格が大きく影響する
一般的に外で仕事をしている父親は息子から見ると社会と自分を結ぶ接点であり、父親から社会を学んでいます。父親は社会の規律や働きを家に取り入れ教える、道具的役割を果たしています。息子にとって同性の父親は将来社会に出る自分自身のお手本であるようです。

親の育て方と子供の性格(サイモンズ式分類)

厳格型(高支配・高拒否)
子供は不安で神経質、またはサディズム的な傾向を持ちやすくなる。
過保護型(高支配・高保護)
子供は依存心が強く、神経質で潔癖な傾向が強くなる。
無視型(高服従・高拒否)
子供は落ち着きがなく攻撃的、劣等感を持ちやすい傾向が強い。
溺愛型(高服従・高保護)
子供は自己中心的で、反抗的、集団生活になじみにくい傾向が強い。
※親はバランスよく愛情を注ぎ、落ち着いた人格の持ち主に導きたいですね。

まとめ

※きょうだい構成で変化すると言われるのは、親の接し方の違いときょうだいから受ける影響により性格がわかれる。

※日本社会は世界的に見てもマザコン男性を生みやすい環境にあると言われていて、両親の夫婦関係が悪いほど、マザコン男性を生みやすい傾向にあります。

※男の子が父親から受ける影響は大きく、厳格過ぎず、過保護過ぎず、バランスよく愛情を注ぐことが、子供の情緒を安定させ落ち着いた性格への人格形成になります。

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