異性間コミュニケーション入門編VOL2

女性心理

男性と女性は違います。見た目の違い通り、性格、趣味、考え方、行動、価値観など、頭の中も心の中もやっぱり違うのです。

同じ言葉を聞いても、受け取り方や感じ方は異なるし、同じ一言でも、伝えたいメッセージは違うのです。

だから、異性のことが理解できないのは当然なのです。でもこの違いがあるからこそ、衝突もするけど、お互い惹かれ合うのです。前回に引き続き男女の性差のコミュニケーションについてです。

男女の性差

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男は支配者、女は服従者

支配者と服従者、あなたはどちらの立場の方が強いと思いますか?一般的に「支配者の方が強いでしょう」という意見が多いでしょうが、実は立場が強いのは「服従者の方なんですって。それは何故でしょうか?

支配者としての王様がいなくても、民がいれば国は成り立ちます。ところが服従者としての民がいなければ、支配者という存在自体が成り立ちません。つまり、服従してくれる人がいなければ、支配者はその地位にいることができないのです。

一般に、男性は「支配者」女性は「服従者」というイメージはありますよね。こんな考えは「時代が違う」「考え方が古い」「男尊女卑だ」などと思われてしまいかねないお話です。

しかし「結婚」という制度自体、実は1万年前から続く「普遍的なシステム」なのだそうです。この普遍的なシステムを利用するのであれば、その前提となっている男女の「支配者・服従者」という関係をもう一度学んで頂きたいです。

人間だけでなく、多くの生き物において、オス・メスの基本的なイメージは同じです。子を産むメスのために、育てやすい環境をつくるのはオスの仕事です。そして、その守られた環境の中で、子を産み育てるのがメスです。

人間は「結婚」という制度をつくり、同じことをしています。結婚の大きな目的の一つは子孫を残すことです。メス「服従者」がいなければ、オス「支配者」は自分の遺伝子を残すことができませんから、メスが安全に子を産める環境をつくらなければなりません。

繁殖と言う、生物にとって非常に重要な部分において、拒否権を握っているのはメスです。また自分から産まれた子供は自分の子だという強みも持っています。遺伝子検査がなかったころは、男性にとっては、自分の子供かどうか分からないというケースが、多々あったのだと言います。

そう言ったことが起きないために、人間は「結婚」という制度で、女性を自分の庇護のもとに置き、他の男性が近づけない形を作り出してきたのだと言います。

だから結婚と恋愛はちがう

男女の関係の中で、「恋愛」では女性が主導権を握っています。二人でどこに出かけるか、何を食べるかなどのイベントの内容を決めるのは、ほとんどが女性ではありませんか?しかし、それが「結婚」となると、主導権が男性に移るという逆転現象が起こります

婚活女子を見ていると、非常に魅力的でモテるのに、結婚まで行き着かない人が多くいます。実はこれには理由があるそうです。

前述したとおり、ひと昔前まで妻から産まれた子供が「本当に自分の子供なのか」を確かめる手立てはありませんでした。オスとしたら、遺伝子を後世に残すべく、子孫を残したいわけです。

オスにとって自分以外のオスの子供を育てさせられることほど、マイナスなことはありません。(他のオスの遺伝子を残すために、自分がせっせと働くことになるのですから)ですので、確実に自分の子供を産んでくれるであろうメスを庇護するという状態が、現在も続いていると考えられます。※男性が恋愛と結婚を分けて考えるのは実はそのためなのです。

恋愛においては、相手の女性は外見的魅力があり、話が合って、肉体関係が持てればOK。これが男性が考える恋愛相手だそうです。

でも「結婚」となると、そう簡単には行きません。一般常識があるか。経済観念があるか。人づきあいができるか。社会性はあるか。そして一番大切なのは、貞操観念がありそうか。

男性にとっての結婚相手とは、「家族とお金を守ってくれる人」そして「愛してくれる人」なので、沢山の男性に声を掛けられるような魅力的な外見の女性、モテる女性は、恋愛相手には最高ですが、奥さんにするにはリスクが高すぎると考えるのだそうです。

このように見てくると、結婚の決定権は男性が握っていることが分かります。女性は恋愛の延長に結婚を考える人が多いのに対して、男性は結婚と恋愛を分けて考えますから、恋愛から結婚へとその一歩を踏み出せるかは、男性に掛かっているのです。男性が「結婚しよう」と言わない限り、結婚へと簡単に進めない訳です。

「支配者」「服従者」というと過剰な表現かも知れませんが、結局、男性は「自分の子供を産んでくれる信頼できる女性を守りたい」という欲求を持っているのです。女性はそれを受け入れ、安全な場で家族の繁栄に努める。これがそもそもの男女の原始的な結婚における関係なのです。

パートナー選びの深層心理にも表れる男女の違い

「支配者、服従者なんて、自分にはそんな古い考えは全くありません。と言う方もいるかも知れません。しかし本当にそうでしょうか?

「女性から見て、自宅待機(ニート)の男性と医師の男性、どちらが魅力的ですか?」「どちらと結婚したいですか?」と聞くと、ほぼ全員が「医師」と答えると言います。

その理由をまとめると、医師と言うのは社会的貢献度が高く、世間からも尊敬される。頭がよくないとなれない。たくさん勉強する努力家。きっと実家はお金持ち。

そういう男性としてのプラス要素が、医師と言うブランドに表れているからですね。結果、「素敵な人」となるのですね。

一方、自宅待機(ニート)がなぜ人気がないのか、その理由を総合すると、「私を幸せにしてくれなそうだから」に落ち着くそうです。

今度は男性にも同じ質問をします。「医師の女性と家事手伝いの女性、どちらが魅力的ですか?」すると約7割の男性が家事手伝いの女性を選ぶのだと言います。

何故でしょうか?その答えは明確です。「確実に自分の方が上に立てるから」、つまり自分が支配者になれるからです。家事手伝いの女性は、男性にとって守りがいのある女性に映るのです。

一方医師の女性は「収入面も、頭の良さも、いろいろ負けるから…」という答えが返ってくると言います。自分が支配者になれない相手とは結婚を考えられないという男性が、まだまだ多いのが現状のようです。

おわりに

人間だけでなく、多くの生き物において、オス・メスの基本的なイメージは同じです。子を産むメスのために、育てやすい環境をつくるのはオスの仕事です。そして、その守られた環境の中で、子を産み育てるのがメスです。

オスは食べ物を取ってくる、家を建てるなどの仕事をすることで、メスを守る立場「支配者」になり、メスに対して存在感を示します。メスはそんなオスの「支配者」に庇護され、その守られた環境の中で、「服従者」であるメスは、子を産み育てるという図式なのです。

男女の関係の中で、「恋愛」では女性が主導権を握っています。ところが「結婚」となると、主導権が男性に移るという逆転現象が起こります。おまけに、男性が恋愛と結婚を分けて考えるのは、確実に自分の子供を産んでくれるであろうメスを庇護するという状態である結婚という制度があるからとも言えるのです。

男性にとっての結婚相手とは、「家族とお金を守ってくれる人」そして「愛してくれる人」なので、沢山の男性に声を掛けられるような魅力的な外見の女性、モテる女性は、恋愛相手には最高ですが、奥さんにするにはリスクが高すぎると考えるのですね。

そんなところからも、男性は恋愛と結婚は分けて考える特性があるようです。勿論自分はわけて考えないという方もいらっしゃることでしょうが。

パートナー選びの深層心理にも男女で違いがあり、約7割の男性は、確実に自分の方が上に立てる女性を選ぶ傾向があり、自分が支配者になれない相手とは結婚を考えられないのです。

今回は、異性間コミュニケーションについての記事です。あなたの恋愛、結婚生活のご参考になれば幸いです。

異性間コミュニケーション入門編VOL1」こちらもご参考にどうぞ!

コメント

  1. i like this outstanding article

  2. Andre Devon より:

    i like this very good article

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