引きこもりの過去があっても、幸せになってる人もいる8選

女性心理

「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」を「ひきこもり」と定義しているそうです。

今では約70万人にも及ぶという「引きこもり」も増加の一途をたどり、8050問題など社会問題となっています。

20歳~49歳を対象とした地域疫学調査の調査結果では、引きこもり存在率が推計0.67%と言われ、約32万世帯にもなるそうです。

引きこもりにみられる、現状

引きこもりの実状

引きこもりの当事者たちは、一般の人と同じように働けない自分を深く恥じていて、皆と同じように働けない自分は人間のクズであり、一生幸せになる資格はないとまで思い詰めていると言います。親の期待を裏切って、親に申し訳ないとほとんどの者が感じているのだという記事を見て、私は自分の認識が少し違っていたなと思ったのです。

トイレやシャワーを使う以外、まったく部屋から出ようとしない。食事も家族が寝静まった夜中に冷蔵庫の中のものをあさって食べる。同じ家にいながら家族との会話もまったくなく、家族と接触することを極度に恐れている。そんな深刻なケースもあるのだと言います。

一方で、自分は「引きこもりのニートです。」と公表しながらゲームのYouTube配信をいている若者もいるようです。直ぐには不可能ですが、YouTube動画で収益化できれば、経済的にも自立できますから、そこまで行ければ、やるべきことができニートではなくなりますね。

深刻な引きこもり当事者がいる一方で、「自分が引きこもりで、何が悪い!誰にも迷惑なんてかけていない」と息巻く動画も見ましたが、そんなに元気なら、別に引きこもらなくても社会に出て自由に振る舞えばいいのに!という感想を持ちました。もしも、その彼の親御さんもそれで納得しているなら、誰も意見する人は居なくなりけどね。

引きこもりになった原因
・学校や職場でのイジメ
・受験・試験などの失敗
・学校や職場になじめない
・学校や職場の人間関係でつまずいた
・ゲームやネット依存
引きこもりになった一因
親からの過度な期待親から過度な期待が精神的負担になり、自己否定するようになります。自分は愛されないと誤解し、親への不信感を募らせ、ついには心を閉ざし、引きこもるようになる)
両親の夫婦仲が悪い夫婦仲が悪く最悪な家庭内環境が、自分の未来に悲観的になり、希望が持てなくなり、意欲をなくし、引きこもるようになる)
親の無関心、無干渉(無関心無干渉された子供は、自暴自棄になる。自己重要感がなくなり、投げやりになり、意欲を失い、これが引きこもりのきっかけになる。)
引きこもりの行動
・学校や仕事に行かなくなる。
・家族とコミュニケーションを取らなくなる。
・好きなことだけしかしなくなり生活が昼夜逆転する。
・部屋に閉じこもって外に出なくなる。
・苛立ちから暴力を振るうようになる。
引きこもる人の性格の傾向
内向的で受け身なタイプ内に感情を込める特徴があり、喜怒哀楽の感情を外に出すのが苦手。特に、辛いこと、苦しいこと、悲しいことを人に相談せず自分で抱え込んでしまいます。)
ネガティブ思考をしがちな人「ダメな人間」の烙印を押されると、ネガティブに考える。絶望して、外に出られなくなる。)
他者からの評価を過剰に気にする他者からの評価を過剰に気にするため、親の過剰な期待に応えよう真面目に頑張り過ぎてしまう。)
自己肯定感が低い自己肯定感が低いと、いつも不安を抱え「自分は人から嫌われている」と、自信を持てない。)
真面目で頑張り屋生真面目すぎて、力が抜けないため精神疲弊)
引きこもりの克服例

私の親戚の20代男性は小学校高学年から登校拒否になってしまい、4,5年の期間、登校拒否&引きこもり生活を経験しています。夏休み明けに長く休んでしまった為、結局そのまま学校へ行けなくなってしまったようでした。

ですが、今ではキチンと結婚して家庭をもち子供にも恵まれ、いい家庭を築いて、夫婦でガンバッテいるようです。彼にとっては、彼女との出会いがきっかけで、社会復帰できたのだと思います。きっかけがあれば、人は変われるのですよね。

引きこもりの対処方法

・本人のありのままを肯定する(怠けているように見えますが、本人は「外に出たいのに出られない」と苦しんでいるのだそうです。「こんな自分はダメだ」と、自己嫌悪して自己否定して身動きがとれなくなっていると言います。非難されることを過剰に恐れているのです。心を開いてくれるようになるまでは、とにかく周りは本人のありのままを共感して肯定してあげることが必要だと言います。
・家族の愛情を伝えて、自己肯定感を上げる(
「どうせ誰にも愛されない」「自分は生きている価値がない」と考えがちです。家族が愛情を持っていることを、言葉と態度で伝え続けることが大切。「愛されている」確信が持てると、家族と信頼関係ができ、家族の言葉に耳を貸すようになるそうです。)
・専門機関に相談し対処する(引きこもりの解決策を実行しても、改善の兆しが全く見られない場合、専門機関に相談した方がいいでしょう。「ひきこもり地域支援センター」に問い合わせて適切に対処しましょう。

引きこもりだった芸能人・有名人

宮本亜門さん、中川翔子さん、リリーフランキーさん、マツコ・デラックスさん、千原ジュニアさんなど多数、
不登校だった過去を持つ有名人→小栗旬さん、藤田ニコルさん、指原莉乃さん、他

※今現在の上記の芸能人、有名人の活躍を考えると、引きこもりはデメリットだけではないのですよね。

おわりに

ひきこもりという過去があっても、輝かしい人生を送ることができると証明してくださっている芸能人、有名人の方がいらっしゃいます。

また、ひきこもっていた時期を汚点とせず、仕事に生かすことで芸の幅を広げている人もいます。こういう先駆者がいることは、「引きこもり当事者」の方もご家族も、勇気をもらえるのではないでしょうか。

きっかけさえ、つかめれば人は変われるのです。経験は無駄にはならないという、見本ですよね。皆が思うような人生が描けるように、なりますことを願って止みません。
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