出会いと恋愛の心理学3選NEW

女性心理

どうしても、男性と女性で、物事の捉え方、受け取り方、価値観さえも何故か違うのです。あなたも、日常生活で、実感することがあるのでは、ないでしょうか?

男性と女性とでは「恋愛スピード」に差があることが分かっているそうです。恋をすると、男性のほうが「早い」ので、女性の準備が整わない内に気持ちが抑えられなくなる傾向があります。

恋愛の心理学

告白までのスピードは男性の方が早い

男性は、女性に比べると、好きになった人にはすぐに告白したがります。元々恋に落ちるのも早いので、告白するのも早い傾向があるのです。

マサチューセッツ工科大学のジョシュア・エイカーマンは男女が告白するまでの日数について調べたそうです。

その結果、男性は(97,3日)で、女性は(138,9日)であることが分かったそうです。男性は知り合ってから3ヶ月ほどで告白したいと言いう気持ちが抑えきれなくなるようです。女性はというと、それより一月ほど遅れて告白したいという気持ちになるそうです。

男性の場合、自分が考えているスピードより、さらに一月くらい遅いのが女性の恋愛スピードだと思っていれば良さそうです。そうすれば、欲望に任せてせまったりすることを制御できるかも知れません。

ペンシルバニア州立大学のマリッサ・ハリソンは171名の大学生に対して、「最近の恋愛」について思い出してもらい、どれくらいで恋に落ちたのかを調べたそうです。

「すぐに落ちた」を1として、「1年以上かかった」を7として得点を出してみると、男性が(4,47)、女性が(5,01)という結果になったそうです。こちらの結果も女性の方が数週間から数ヶ月くらい女性の方が遅いと言える結果でした。

女性は男性に比べると、そんなにすぐには恋に落ちませんし、告白したいとも思わないのです。女性の恋愛スピードは男性と比べると、ずいぶんゆっくりしていますが、それが大半の女性にとってのノーマルなスピードのようです。

告白の成否はシチュエーションが大事

女性にアプローチするときには、どんな場所、どんな状況でアプローチするのかが、とても重要になるそうです。

告白する際には、ロマンチックな海岸、夜景の見えるバー、花の溢れた公園のベンチなどで行うとうまく行く可能性は高まり、どうでもいいような場所ではなかなかうまく行かないでしょう。

女性は男性以上にロマンチックで、メルヘンチックな一面があります。ですから、成功するための「舞台を整えておく」ことがとても大切なのです。

仮に「いいな」と思っている男性からの告白でも、キチンと舞台を整えておかなかったら、女性は断ってしまうかも知れません。どんな場所でアプローチするのかは、男性が思っている以上に女性にとっては重要な意味があるようです。

南ブルターニュ大学のニコラス・ゲーガンは、5名の男性アシスタントにお願いして、600名の女性に声をかけまくらせるという実験をしたそうです。

実験方法
・女性は18歳くらいから25歳くらいに見える人を選ぶ
・フラワーショップの前で
・ケーキ屋さんの前で
・靴屋さんの前で
・「すみません、電話番号を教えてもらえませんか?」と声を掛ける
実験結果
フラワーショップの前→(24,0%)(48/200人)
ケーキ屋さんの前→(15,5%)(31/2(00人)
靴屋さんの前→(11,5%)(23/200人)
フラワーショップの前で声を掛けたときだけ、そのその成功確率が高まったと言える結果でした。
女性にとって花はロマンスの象徴。例え花を自分に差し出された訳ではなくとも、視界に入っているだけでもロマンチックな気分は高まります。
これから女性にアプローチしようと考えている男性がいらっしゃれば、是非ロマンチックな場所を選ぶようにしてくださいね。

2)恋愛はうつ病の予防にもなる

幸福感や興奮を与える恋愛感情

生涯に一度はうつ病になるという人は、15人に1人いると言われています。2008年10月に厚労省が調べたところ、医療機関にかかっているうつ病患者は100万人以上とも言われています。

医療機関にかかっていない人もいるでしょうから、実際のうつ病患者はもっと多くなると思われます。うつ病はどんな人にとっても他人事ではなく、きわめて身近な問題なのです。

けれども、そんなうつ病を予防するのに、とてもいい方法があるのをご存知でしょうか。しかもとても簡単なやり方でお金も全くかかりません。

それは「恋をする」こと、これだけです。うつ病というのは、言うまでもなく気分が落ち込んでしまう病気ですが、恋をすることは逆に、幸福感や興奮を与えてくれます。さらに生きる活力も与えてくれるといいます。ですので、恋をすることは「うつ病」になりにくくなるのです。

イギリスのシェフィールド・ハラム大学のジョン・マルビーは、18歳から53歳迄の男女300名について、恋愛をしているかどうかを尋ねてみました。その一方で、どれくらいうつ的な傾向があるのかも調べてみたそうです。

すると恋愛をしている人ほど、うつになりにくいという傾向が見られたそうです。しかもその傾向は男性に強く見られたそうです。

恋愛体質というか惚れっぽい人のほうが、人生を楽しく生きることができます。そういう人のほうが、いつでも恋愛をしているので、多幸感を味わうことができるでしょう。

恋愛をしていない人や、「恋愛なんて面倒くさいだけ」と最初から拒否するような人は、恋愛をすることによって得られる快適な心を手に入れることはできません。そういう人のほうがうつ病になりやすくなる傾向があるのです。

「私は結婚しているので、恋愛はちょっと…」という既婚者の場合は、現実に他の男性や女性に言い寄ってしまうと、色々な問題が発生してしまいますので、空想の中だけか、好きなアイドルや俳優さんなどを対象にすると良さそうです。

空想だけでも、私たちの脳みそはしっかり多幸感を生み出してくれるのだそうですよ。「空想の恋愛」とはいえ、私たちの脳みそは、現実の恋愛をしている時と同じ快楽物質を分泌してくれ、同じような心理効果が得られますので、うつ病予防にも恋愛なさることをおススメします。

「アメリカの別な実験結果によれば、キスをすると、男性は脳内のコルチゾールというストレスホルモンの値が下がり、オキシトシンという愛情ホルモンの値が上がりました。つまり、キスによってストレスが和らぎ、恋愛感情が高まるということです」

また、恋愛をして好きな人のことばかり考えてしまうのは、ドーパミンの影響であり、ドーパミンは「快楽ホルモン」と呼ばれ、恋愛中のドキドキや、多幸感を生み出す物質です。

「好き」な気持ちは快感につながるので、脳は快感に浸り続けたいためにドーパミンの分泌をやめず、その結果、人は恋から抜け出せなくなってしまうと言います。だから、うつ病さえも遠ざけてしまえるのですね。

おわりに

人が恋に落ちた時、相手に告白するまでのスピードは男性の方が早いということが分かっています。

女性の場合は約一月ほど男性よりも告白する迄時間を要する物なのです。男性はそこを覚えておいてくださいね。

また、女性にアプローチするときには、ロマンチックな場所を選ぶことは、とても重要なのです。恋愛することが、幸福感や興奮や生きる活力を与えてくれうつ病の予防にさえなるのだと言います。

空想だけの恋愛でも、私たちの脳みそはしっかり多幸感を生み出してくれるのだそうですよ。それでは今日はここまでで、また次回恋愛心理学や、婚活のお話をさせて頂きます。

人が恋に落ちる瞬間6選」こちらもご参考にどうぞ!

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