婚活のススメ2行動したから結婚したのだNEW

婚活アドバイス

平成30年(2018年)厚労省の結婚観、家族観に関するアンケート(個人の価値観から少子化を考える)の「調査結果速報」を見ました。ご興味があれば是非ご覧ください。(https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/thoughtleadership/marriage-and-family-views2020-01.html)

2018年の出生数は前年比27,746人減の918,400人で統計開始以降最低だったのだそうです。現況が改善されない場合、労働力人口の減少や産業空洞化により日本経済の衰退や社会保障制度の崩壊につながることが想定され、少子化対策の深刻さが諸々書かれていました。

いわゆる適齢期と言われている、男女も全く気にしていない訳ではないのでしょうが、じゃぁ、具体的にどうするのかということになると、自由気ままの独身の現状が捨てきれず、未だ時期ではないのだと、多くの独身男女が思っているのが実情なのではなかろうかと、調査結果からは想像できるのです。

元女性会員さんの話


5年程前に成婚なさった女性会員さんのお話です。当時、その女性は30代後半の保育士さんで結婚はしたいと思ってるけど、保育士さんとして、責任ある立場にいたようです。

しかし、婚活となると思っているだけで何も具体的な行動は起こしていなくて、それを心配したご友人のご紹介で家の相談所に入会され、婚活を始めたのです。

その女性は2回目のお見合いで出会った、1つ年下の男性と約3か月で成婚になり、年度切り替えで保育士さんを辞職され、隣県である彼のご実家の近所へ引越しました。

結婚後、待望の男の子にも恵まれて、現在もお幸せそうだというお話を聞きました。きっかけはともかく、タイトルのように彼女は、行動したから結婚したのです。

厚労省結婚観アンケート結果

国立社会保障・人口問題研究所が、平成27(2015)年に実施した「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」の独身者調査では、

厚労省アンケート結果の「現在結婚していない理由30代」と「現在結婚していない理由40代」のグラフを掲載します。

両方の年代で1位の理由は「適当な相手に巡り会わない」30代=42,5%・40代=43,9%という数字です。

実際に「適当な相手に巡り会わない」と思っている人たちの中で、具体的に婚活らしい行動を起こしている人がどのくらいの割合いるかは分かりませんが、実際のところ、会社と家を往復しているだけでは、「適当な相手」に巡り会うことはほぼ無いのが実状なのではないかと思えるのです。

更に、日本の未婚率の高さを象徴しているのではないかと思われるのが、「自由な時間や気楽さを失いたくない」30代=29,3%・40代=31,4%という数字です。30代も40代も約3割の独身者が「自由な時間や気楽さを失いたくない」と言うことです。

時代背景などを考慮して想像すると、男女を問わず仕事さえしていれば、それなりの報酬を稼げて、SNSやゲーム、DVD、カラオケ等々山のように娯楽がある訳です。追加して恋愛に消極的な30代3割40代2割がいらっしゃるんですよね。

30代は24%の人が趣味や娯楽を楽しみたいといい、40代は21,4%の人が結婚の必要性を感じないという意見が上位にランクインしています。

また、とても気になったのが、「異性とうまく付き合えない」30代=30,5%・40代=19,5%という数字です。30代で約3割40代で約2割の独身者が「異性とうまく付き合えない」と答えている訳です。言い換えればこれだけの独身者は恋愛に消極的だと自覚しているということですよね。

また、出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)の結果からもわかるように、異性の交際相手をもたない未婚者男性約7割、女性約6割という、多くの男女が異性とうまく付き合えないと決めて交際しなければ、交際が上手になるはずもなく、益々「適当な相手」に巡り合わないという、負のスパイラルに突入するのです。

「異性とうまく付き合えない」と思っている人たちに言いたい!本当にそう思うなら、努力しましょうよ、とにかく習うより慣れろです。異性と付き合って見てください。恋愛の効能は本当にたくさんあるのです。

・疲れていても彼や彼女に会うだけで元気が出るのです。

・恋愛と両立することで目標達成できる。

・辛いことが起きても耐えられる恋愛の力がある。

・恋愛には痛みを和らげる鎮痛効果もある。

・愛されていることが、自尊心の向上と自信や精神の安定に繋がる。

好きな人がそばにいるだけで、毎日の生活にワクワクやドキドキといった楽しさをプラスしてくれます。 一人では出来なかった体験を好きな人と一緒に楽しむことができます。

どこかへ出かけなくてもくだらないことで笑い合えるような、信頼しあい楽しい相手ができることは素晴らしいことです。心身ともに安定しリラックスした素の自分でいられる時間ができるのです。だから、恋愛しましょう!

結婚相談所でも感じていることですが、交際経験の少ない人、もしくは一部には全く交際経験のない方もいらっしゃいます。ですが、結婚相談所の現役会員さんは前向きな行動を起こし活動なさっているので、何もアクションを起こしていない方に比べたら、将来の結婚の可能性は絶対的に大きな差があるわけです。

私が結婚した昭和60年頃には、今ほどの娯楽はなかったですし、善悪ではなく、社会や両親の考え方が、適齢期には結婚すべきだという風潮もありました。

また、両親が結婚した年齢や当時の時代背景を考えると、一生気楽に独身でふらふらしていてはいけないのだなと、私は当時感じていました。もうすぐ還暦を迎える年齢になりましたが、私は適期に結婚し、息子二人に恵まれ、両家の両親を看取り、長年連れ添った気心の知れた夫がいてくれるから、今の私がいます。あの時夫と結婚してよかったのだととても満足しています。

おわりに

日本の未婚率の高さは目を見張る物があると思っています。

「自由な時間や気楽さを失いたくない」と主張する独身者の意見は分からない訳ではないですが、ずっと自由気ままに気楽に生きていけるわけではないですよね!

両親が居たから、生まれてきたのです。

その両親はずっと元気でいてくれる訳ではないのです。病気になれば、看病して、家族が面倒看なければなりません。

世界的にコロナウィルスの感染拡大問題という大きな社会問題もありますが、日本の未婚率の高さに歯止めを掛けるためには、政治的に既婚者への特別優遇措置法案を立法されることが一番手っ取り早い方法かも知れませんね。

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