昭和から平成を経て令和へ結婚事情3パターン比較

幸せな結婚

昭和が64年間、平成31年間、令和になって2年目ですが、結婚式事情には本当に多くの変化が起きましたね。

両親の結婚の様子は何度か聞いていましたが、結婚記念日などは正直記憶にありません。兄の年齢を逆算して、最初の子供を流産したそうなので、多分昭和28年位かと思います。

その頃の結婚事情はどんな物だったのでしょうか?

昭和2,30年代の結婚式事情

Twitterから参考画像

父方と母方の共通の知り合いが仲人をしてくれたそうで、母のお姉さんが父方の本家に嫁いでいた縁で、母は父と結婚したんだと、私が子供の頃聞かされていました。

母は結婚前に父の顔を見たのは2回だけで、それこそ交際期間などと言う物は存在しないのが当時の標準スタイルだったそうで、結婚式も自宅でのお式が普通の時代だったそうです。

親戚のおばにも結婚事情を聞いたことがありますが、叔母は結婚式の前に1回しか叔父の顔を見ずに嫁いできた話をしていたので、当時とても驚きと共にその話を聞いたことを思い出しました。

当時はそういうお見合い結婚が一般的だったとして、驚くのは、結婚相手の人となりなど何も知らず、更に顔もろくに見ずに結婚しても、男女はちゃんとやって行ける物なんだなということです。

当時は私が子供で、そんな考えには及ばなかったので、女としての心理を母に聞いて見たことがないのが、今となってはとても残念です。

比較のために調べた、両親の結婚したであろう1953年の離婚率が11%で約67,7万件の婚姻数の内約7,5万件の離婚数でした。

昭和5,60年代の結婚式事情

私が結婚したのは昭和59年11月でしたが、夫とは高校からの付き合いでそのまま結婚してしまったので、私の父から反対されたりと、諸々ありましたが、5,6年の交際を経て結婚しました。

又結婚のスタイルも、結婚式場へ両家の母親と一緒に貸衣装を選んだり、打ち合わせに出向いたりした後、夫の家が当時商売をしていたので、総勢300人程の賑やかな結婚式でした。

昭和28年から30年程の期間がありますが、私の両親の時とは結婚式全般が大違いで、母は、「いい時代になったもんだね」と時々口にしていましたが、比較してみれば大違いでそう思いますよね!

私が結婚式の数年前に兄の結婚式(私は修学旅行とかち合い不参加)と、姉の結婚式がありましたが、どれも昭和5,60年代の一般的な結婚式だったかなという感じです。

併せて調べた、私たちの結婚した1984年の離婚率が24%で約74万件の婚姻数の内約17,9万件の離婚数でした。

平成29年長男結婚式事情

平成29年9月に長男が結婚式でしたが、長男夫婦は生活基盤が都内であることと、お嫁さんの実家が福島県ということもあり、東京のホテルウエディングでした。

離れていることもあり、結婚式は息子達が全て手配した結婚式でしたが、場所柄や時代背景を考えても、昭和の結婚式より手の混んだお式で、お料理からとても豪華でした。

都内のホテルウェディングでは一般的でしょうが、フレンチのフルコース、ウェディングケーキ等、お値段も大分お高かかったと思います。(長男は結婚式費用全て自分たちでやりきったのです)

私たち時代の結婚式より、参列者を楽しませるような、趣向を凝らした動画を流したり、イベント色の強い楽しいお式だったなと思いました。

やはり、両親が結婚した時の昭和からの約30年後に私達夫婦の結婚式、そこから更に約35年後に息子夫婦の結婚式へと、その違いは本当に驚くべきものでした。

参考にした厚労省の「人口動態統計」で2014年離婚率は約34%で約64,9万件の婚姻数の内約22,2万件の離婚数でした。離婚率もですが、婚姻数の少なさに、未婚率が高いのも見えて来ますよね。

まとめ

ろくに顔も見ずに結婚した両親の時代の離婚率は約11%、普通に交際期間をもって恋愛結婚した私たちの時代の離婚率は24%、平成では約34%にまで上昇しています。

当時の時代背景を考慮しても、お見合い結婚の方が離婚率は低かったという結論に達します。グラフを参考にすると1960年代の後半からお見合い結婚と恋愛結婚が逆転しました。

離婚率も未婚率も単純に原因を指摘することは出来ませんが、私は仲人と言う仕事柄、結婚の良さやハッピーのエピソードをたくさん見て来たので、そちらを発信して行きます。

子供を結婚させたい思いの切実な親御さんのご相談にはお力をお貸ししたいのですが、当の本人が望まない限り、私の両親の時代のように結婚させることは不可能です。

こんな時代には、適期に結婚した人への優遇措置法案を立法され、お祝い金100万円とか、思い切った政策で高い未婚率に歯止めが掛かることを切に望みます。(笑)

結婚してよかった人の割合7割以上です」こちらもご参考にどうぞ!

コメント

  1. […] 「昭和から平成を経て令和へ、結婚事情3パターン比較」こちらもご参考にどうぞ! […]

  2. 裕華 より:

    結婚式も時代と共に変化していくのですね。
    これから先の結婚式はどんな変化をするのでしょう
    とても興味があります。

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