男女の性差恋愛編4選

ノウハウ

心理学者の「アルフレッド・アドラー」は、「人間が幸せな一生を送るために必要なこと」として、「心から没頭できる仕事がある」「協力し合える仲間がいる」「愛する異性がいる」その3つをあげたそうです。

 

「この3つを総合的に身に付けた人は幸福度が高い」のだと言います。男女ではどうしても考え方、物事の捉え方などに違いがあります。優劣ではなく、特性が違うのです。心得ていないと思いがけないところで、誤解や認識違いを生んでしまうのです。

 

男女の性差恋愛編

 

男は女を比べて反感をかう

例えば5対5の合コンの場面です。ある男性は、その中で特に気になる女性がいたのです。そんな時一人の女性が「この中だったら誰が一番タイプ?」と聞かれたました。そこで、その男性は、アピールチャンスだと捉え、「○○さん!」と気になってた女性の名前を言ってしまいました。

 

ところが、この発言は女性陣の地雷を踏んでしまったのです。アピールしたい気持ちは理解できますが、自分の存在価値を大切にする横並び気質の女性は、「誰かが褒められている時、その他の人が褒められていないなら、けなされているのと同じこと」と感じてしまうのだそうです。

 

結局周りの女性のテンションも下げてしまうし、その場の空気も悪くなってしまいます。ましてあまりお互いを知らない段階で、そんなことを言ってしまうと、狙っている子がダメだった場合にも、他の子にアプローチしづらくなってしまうので要注意です。

 

このケースだとしたら、「今日集まった子達はみんなレベルが高くてかわいいなぁ」と言っておくことが、お互いの気分を害さないため正解行動と言えるようですよ。

 

女は男を試して反感をかう

女性に有りがちの行動です。彼との関係に不安になった時、女性はつい相手を試すような言動をとってしまいがちなのです。あなたにも心当たりはありませんか?

 

恋愛でよくあるのが、「行くな」と言われたい一心で、「合コンの誘いが有るんだけど、行ってもいい?」と聞くのです。「かまってくれないとこんなことしちゃうもんね」という感じでしょう。

 

そんな時、男性の方は「確かに最近、自分は彼女をかまってあげられてない。申し訳ないからそのくらいの楽しみがあってもいいだろう」という思考から、「じゃあ、行ってくれば」と言ってしまうのです。

 

そうなると、女性としては「本当に行っちゃうんだからね!」とキレたりしてしまう。(ありがちですよね)男性にしてみたら「自分で行くって言ったんじゃないか?」(全く面倒くさいなぁ)と思われる原因にもなり、お互いの気持ちが噛み合わず負のスパイラルに陥ってしまうのです。

 

これと同じで失敗しがちなのが、「別れたい」の一言です。女性は究極の「試し文句」として「別れる」と言って男性を振り向かせようとしますが、言葉の裏を読むことをしない男性には通用しません。最悪、言った通り本当に別れることになってしまいます。

 

男性は言葉通りに受け取りますから、まさかあなたが「別れたくないから、別れようと言っている」などとは思いもよらないのです。さらに、女性に試されていると感じると、「信用されていない」と心が疲弊してしまいます。

※男性を試すような行動で成功することはほぼ無いのだということを心得ましょう。

 

このケースの正解行動は、相手に反対してもらうのではなく、自分の意志で断るのです。試したり、疑ったりするような発言ではなく「合コンに誘われたんだけど、彼氏いるからって断ったよ」が正解です。この方が、男性からしても、いじらしく可愛い女性だと思って貰えますよ。

 

男は無視する、女は質問する

二人で旅行の予定だったのに、男性の仕事に急な出張が入ってしまって、男性が「ごめん、急な出張が入ってしまって、旅行は日程を改めよう」と連絡が入ったとします。そうなると女性としたら、私と仕事どっちが大事なの?」と思う訳です。万が一そう詰め寄られても、男性としては、「そんな比べられないよ!」と多くのケースで答えてしまうのです。そんな結果女性は「なんで君が大事だよと即答できないのか?」と揉めてしまう場面想像できませんか?

 

女性はマルチタスクの思考回路なので、仕事に集中していても、いつも頭の片隅に彼氏が存在しています。なので、つい「彼も私のことをいつも考えてくれているはず」と思ってしまうようです。ところが実際のところ男性は、仕事に集中していると彼女のことまで頭が回らないもののようです。

 

そうなると、連絡は女性からばかりになり、デートも月に1回になったり…・。そうすると女性が「私と仕事どっちが大事なの?」とか、「私か仕事か」と選択をせまる質問をされたり、彼の職場を非難したりする機会が増えてしまうのです。

 

こんな女性の発想自体、どちらも別次元で大事だと思っている男性には理解できませんが、女性は仕事も恋愛も並列上にあり、どちらも同時進行で考えることができるため、「仕事も彼も大事だけど、どちらかというと彼(仕事)の方が大事だ」と比較することができるのです。

 

そこを踏まえて、男性のベストな答えは「君の方が大事だよ」彼女との付き合いを続けたいのであれば、ウソでもいいので、こう答えてください。「不安にさせてごめんな」「俺だってなかなか会えなくて寂しいよ」こう付け加えられればベストです。女性にしてみれば、その言葉さえ聞ければ、安心するので、同じ質問で男性を困らせることはなくなるはずですよ。

 

男は忙しいと彼女のことは考えられない

男性は特性的に、1つのことに集中するシングルタスクなので、仕事が忙しくなると、他のことに目が行かなくなります。結果、彼女を無視しているようになってしまうのです。しかし悪気はないのです。

 

Lineやメールに返事をしないのも、単に仕事が忙しいからですし、むしろ「読んだから役割は果たした」と思っているだけかも知れません。でもそんな状況が続くと、つい「私と仕事どっちが大事なの?」と言いたくなる気持ち良く分かります。しかし、「両方大事でしょ」というのが男性の反応なのだと言います。また更に本音を言えば、大切なのは仕事ならしいです。

世の約7割の男性は人生で仕事が一番大事と考えていると言いますから。

 

もうこれは、男性の特性上どうにも仕方がないのです。なので、こんな質問はしない方が賢明です。このケースの正解行動を考えたら、男性はルーティンになったらそれを守るので、ルールを作るといいそうですよ。例えば、どんなに仕事が忙しくてもLineを読んだら、スタンプだけでも必ず返すことなど、自分たちのルールをあらかじめ決めて置きましょう。そうすると、女性が忘れていたとしても男性はしっかり実行してくれるようですよ。

 

おわりに

男は女を比べて反感をかう一方、女は男を試して反感をかう

男は無視する一方、女は質問する。男女のこんな場面どこのカップルでも、ありがちなことなんですよね。

 

男女の性差で、こういった行き違いが恋愛場面ではよく起こりがちなことです。男性も女性も、遺伝子レベルでそういう思考をしてしまうのなら、もうこれは相互で理解することが一番の解決法ではありませんか?

男女の違いを理解して、無駄なケンカにならないように、賢明な行動ができるといいですね。あなたの楽しい交際をお祈りしています。

それでは今日はここまでで、また来週、結婚、婚活、恋愛心理学のことをお話をさせて頂きますのでお楽しみに。

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