「女って、なんであんなに話が長いんだろう…」「話を聞いてくれない男が多いのはどうして…」「どうして男は察してくれないの?」「なんで女は無言で怒っているんだろう…」
男性と女性は、何故こんなに行き違ってしまうのでしょうか?仕事でもプライベートでも、「相手といい関係を築きたい」と思っているのに、どうして揉めごとが起こるのでしょうか。
それは、男性と女性が、そもそも根本的に違うからです。心理学の観点から、男性の特徴、女性の特徴を紐解くと、驚くほど様々な違いが見えてきます。
決して、どちらかの性格が悪い訳でも、悪気があるわけでもありません。今回は、男性の性格の特徴や傾向について、解明されているお話をお届けします。
男性の性格の特徴
男性は誰かに認めてもらえることで安心する
男性は、他人と競い合うという本能をもっているので、誰かに認めてもらえることで、安心するという特徴があります。
そして、戦って「周りよりも自分が優れているんだ」と感じることで、プライドが満たされます。この傾向は、とくに幼少期に、親から誉められずに育った男性に多く見られます。
認められたいという欲求のことを「承認欲求」といいます。これは「誰かに認められたい」「ほめられたい」という思いのことです。厳しく育てられてきた分だけ、他人からの評価が気になってしまい、認めてもらえないと心配になってしまうのです。
プライドが高い=精神的にもろい
あなたの周りに、プライドが高い男性はいませんか?実はプライドが高い男性ほど、「精神的にもろい」のです。こういった男性は、プライドが傷つけられるような場面で、怒りを抑えることが苦手なのだと言います。
この怒りの裏には、不安や恐れという感情が隠されています。他人からの評価でしか自分に自信をもつことができないため、些細な批判でも傷つき、怒りという形で気持ちを表してしまうのです。
「この人はプライドが高いかも…」という男性に出会ったら、外見でも仕事の仕方でも、「いいな」と思えるところから、誉めることを心掛けてみましょう。相手は「この人は認めてくれている」と受け取って、思わぬ信頼関係が築けるかも知れません。
男性は誉められて伸びる
人から誉められるのは、誰でも嬉しいものです。自分を認めてもらえたという承認欲求が満たされるので、気持ちよくなるのです。女性より男性の方が、誉められると喜ぶ傾向があります。
自分に自信がない男性は、女性から誉め言葉をかけられると、誉めてくれた女性を自分の見方だと捉えます。「いいですね」と言ってもらえることが、何回も続くと、男性の方が相手に好意を感じ、恋心を抱くことさえあると言います。
一方で、ごく少数ですが他人から「〇〇さんはすごいですね」と言われたとき、怒り出したり、卑屈になったりする男性もいます。
この場合は、何らかのコンプレックスを抱えていたり、実は過去に陰で笑われたり…とプライドを傷つけられた経験をしていることが考えられます。
見え透いたわざとらしい誉め言葉は、相手を馬鹿にしているように受け取られしまうので、避けた方がいいですが、誉めることは相手への好意の表れです。相手を誉めることで、好意を伝えることができますし、誉められた相手は誉めてくれた相手に対して好意を感じ、その好意を返したいと思うものなのが人の心理です。
うわべの言葉ではなく、気持ちを込めて相手を誉めることは、男性の自尊心を支え、弱い自分を誇らしい気持ちに変え、能力以上の力を発揮する原動力にもなります。
好きな女性の体型からわかる男性の性格
アメリカの心理学者ウィギンズらにより、女性の胸、お尻、脚への好みから、男性の性格が判断できるという研究が行われたそうです。
3つの部位の女性のヌードシルエットをバラバラにして、それぞれを男性に見てもらうというもので、その結果、男性の性格によって、どんな女性の体型を好むかが明らかにいなったと言います。日本人男性の傾向も加味しているそうですが、あなたは、いかがでしょうか?
小柄な女性を好む
・他人を支配したい欲求が強い
・自分より弱い立場の人を保護したい欲求が強い
・辛抱強い
・内向的
・慎み深い
胸が大きい女性を好む
・甘えんぼうタイプ
・マザコンタイプ
・男らしい
・外交的
・スポーツマン
・プレイボーイの傾向がある
脚が細い女性を好む
・知性を好む
・自己顕示欲が強い
・社交的
・面倒見がよい
・スタイルにコンプレックスがある
男性への禁句ワード
「かわいい~」
女性は誉め言葉で言ったつもりでも、男性は「男として見られていない」と感じてしまいやすいです。
「一緒にいても、面白くない」
男性にとって、「一緒にいて面白い」や「一緒にいると楽しい」というのは、大きな誉め言葉の一つと捉えるといいます。その逆の「おもしろくない」は男性に「あなたには興味がない」と言っているのと同じだと捉えるそうです。
「いい人ですね」
「いい人=恋愛対象外のどうでもいい人」と捉えてしまうこともあり得ます。女性側は誉めているつもりでも、男性は嬉しいと感じられないため、禁句ワードです。
「痩せてますね」
ダイエットをしている女性にとっては誉めているつもりでも、、男性からすると「男らしくない」と言われているように受け取ってしまう可能性があります。
「お酒弱いんだね」「体力がないんだね」
この発言にはどこかで、「男のくせに」という女性の中の男性のイメージが前提にあることも多く、言われた男性もコンプレックスを抱いている可能性があるため、NGワードです。
「頼りないね」
男性は基本的には女性に頼られたいものなので、「頼りない=男らしさがない、弱い」と受け取りがちなので、軽いノリで言った言葉だとしても、傷ついてしまう言葉になり得ます。
「チビ、デブ、ハゲ」
これらは絶対に言ってはいけない禁句ワードです。特に身長と髪のことは克服することが難しい分、コンプレックスを抱いている男性が多いため、どんなに親しくても配慮が必要だといいます。
男心をくすぐる、とっておきワード
「すごい、さすが」
これらはほとんどの男性が喜ぶ必殺ワードだそうです。
「こんな体験はじめて」
男性は競争心が強い分、女性にとっての「はじめて」を自分が演出できたことに、優越感を感じると言います。
「男らしい」
男らしいという表現には、頼りがいがあるという意味が含まれる。男性は女性から頼りにされることで、「守ってあげたい」という思いもわいてくるのだと言います。
「おもしろい」
「おもしろい=モテる」と思っている男性が多いため、喜ぶそうです。
「一番だね」
一番という言葉は、競争心が強い男性にとって、誰よりも優れていると言うことを味わえるため、男性が喜ぶワードです。
「やっぱり〇〇さんは違うね」
「やっぱり」という言葉には、、以前からそう思っていたという意味を含めることができるので、競争心が強い男性の心を刺激するワードです。
言動から読み取れる男性の心理
直ぐに腹を立てる男性
【周りの人に自分の「力」を認めてもらいたいのです】身近な人たちに対し、いつも怒っている男性は、感情抑制力がなく、しかも「自分は正しい」と思っている傾向があります。怒りの裏側には「できる自分を認めてもらえていない」「認めてもらいたい」という感情が隠されているのかも知れません。
忙しいことをアピールする男性
【仕事を誉められたい、認められたい】忙しいと口癖のように言っている人は、「自分は優秀だから、仕事がたくさんある」とアピールしています。「周りから誉められたい」「認められたい」という気持ちが強いのです。
リーダーになりたがる男性
【競争心が強く、嫉妬深い】男性はもともと競争心が強く、リーダーになりたがる傾向があります。ただ、いつも人の上に立ちたいという男性は、支配欲求が強く、それが叶えられていないと、自分より目立つ人物に嫉妬する可能性があります。
言い訳をする男性
【プライドを傷つけないための予防線を張っている】言い訳は、失敗をした時に「自分のせいではない」「自分の実力ではない」という予防線張るための行為だといいます。とにかく自分を守る自己防衛的タイプで、いざというとき、彼女も部下も守らないタイプかも知れません。
おわりに
今日は男性の性格の特徴のお話です。男性は、他人と競い合うという本能をもっているので、誰かに認めてもらえることで、安心するという特徴があります。また、プライドが高い男性ほど、「精神的にもろい」ということがわかっているといいます。
女性より男性の方が、誉められると喜ぶ傾向があります。小柄な女性を好む、胸が大きな女性を好む、脚が細い女性を好む、などの好きな女性の体型から、男性の性格が実験によって、分かるそうです。
男性を傷つけてしまう禁句ワードと、男性を喜ばせるとっておきワード、また、4つの言動から読み取れる心理もまとめましたので、意中の男性とコミュニケーションをとるときの、ご参考になれば幸いです。
あなたの恋愛が成就しますように、そして、あなたのお幸せをお祈りいたします。
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