突然「黙り込む男」「泣き出す女」4選

女性心理

男性と女性は、思考の仕方も特性も、なぜか違うのです。おまけに遺伝子に組み込まれた行動特性も、性ホルモンによる影響も受け、決定的に男女で違うのです。

だから、異性の行動が全く理解できずに、反感やイライラが募ったり、感情の行き違いが頻繁に起きて、問題が勃発したりする訳です。

1)男は何故突然「黙り込む」のか?

①会話中、予告なしで「上の空」になる男性脳の仕組み

男性と会話している最中に、男性が突然黙り込んだ…という経験をお持ちの女性も多いはずです。

しかし、「そんなことあったかな?」と気づいていない女性も少なくないかも知れません。なぜなら女性の方は、男性に向かってそのまま話し続けることが多いからです。

情景を思い浮かべながら聞いてください!

女「ねぇそう思わない?だってそうじゃない、それって何なのかなぁ…」

男「・・・・・・・」

女「あたしねぇ思ったんだけど、あの人が最初に言ってくれてればよかったのよね」

男「・・・・・・・」

女「そうでしょう?」「私の方が当たってると思わない?」

男「・・・・・・・」

女「ねぇ、どうしたの?気分でも悪いの?どうしたのよ、返事してよ」

男「…あぁ、大丈夫気分は悪くないよ」

女「私が言ってること変じゃないでしょう?」

男「うん…、あぁ、変じゃない、そう思うよ…」

女「でしょう。だから、私ってそれをあの人にいった方がいいと思ったのよ」

男「うん、まぁ、そうだね…それがいいと思うよ…」

男性はこんな風に、時々貝が殻を閉じるように突然黙り込むことがあるのです。女性との会話中でも、何かを思いつくと、それについてひとしきり考えないと落ち着かず、まずは一人の世界に没頭するのです。当然ですが、女性との会話は上の空ですが、別段、会話していた女性に悪気があるわけではないのです。

ふと、何かを考え込んでしまったという…ただそれだけのことなのです。

何故、男性がこうなるかといえば「モノタスク」の脳だからです。何かで、気を取られると、そのことだけに、しばし思考を集中せざるを得ないのだそうです。

②男が逃げてしまう女の危険な話し方

男性が突然殻を閉じたように黙り込んでしまったとき、会話中の女性がとる対応は以下のようになります。

●構わずに自分の話を一方的に続ける

●自分の問いかけへの返事を催促する

●何を考え込んでいるのか問い質す

どれも正しくない対応だと言います。

※男性が殻にこもって押し黙ったら、しばし放っておくことが正解行動なのです。

男性が、何かのことで考えを集中し始めたら、それ以外のことを考えられなくなるのだと言います。

女性が話を続けても耳に入らないし、返事を促しても答えようがないし、何を考えていたのかを問い質すのは、最もよくない対応だと言いますよ。

男性は、自分一人で物事を考え、結論を導こうとする習性があるそうです。女性から、何を考えているのか問い質されるのは、自分の世界への侵入を試みられていますから、なおさら殻に閉じこもりたくさせるのだそうですよ。

こんな時女性は、女性同士の時のように、習慣で共感的に接しようとしてしまうものです。例えば、突然押し黙ったその友人は、何か悩んでいるのか?と察して何があったの話してくれれば、相談にのるわよ!…などとやってしまうかもしれませんね!

だから、男性へもやってしまうのです!
「どうしたの?何か心配事でもあるの?ねぇ、あたしにも話してよ!」

男性にはこうした問いかけは、「あなたが頼りないなら、私が助言してあげるよ」と聞こえてしまうのだと言います。結果、男性にとっては、プライドを傷つけられる女性の対応になってしまうのです。

男性は基本的に他人からのアドバイスは、自分が求めた時にしか参考にしようとは思いません。男性はプライドの高い生き物だからです。

女性は、男性が黙り込んだ時は、放っておくことが男性への最高のおもてなしになるのだ、ということを覚えておきましょう。

2)女は何故突然「泣き出す」のか?

①したたかな「女性脳」が涙を生み出す

昔から「女の涙は武器」と言われますね。男性と女性が意見をぶつけ合っているとき、突然女性に涙をこぼされると、男性はどうしてよいかわからなくなります。

男性はオロオロするあまり、女性の機嫌を取るように、女性の言い分を受け入れてしまうことも少なくないでしょう。すると、形勢不利な場面で、男性を打ち負かしたい時、女性の涙は「最高の武器」ともなるのです。

男性はもとより人前で泣くことに抵抗があります。弱みを見せては男が廃るからです。男なのに泣くのは完全に負け犬だと思い込んでいるのです。そのため、男は悲しくても、悔しくても、涙をこらえて、体面をとりつくろおうとします。

しかし女性はそうではないのです。もともと感情的なセンサーが、男性よりもはたらきやすい上にマルチタスクで、あれもこれもと複数の思いが千々に乱れます。

挙句に感極まって涙がたちまちあふれてしまうのです。女性は涙への耐性が、男性と比較してはるかに弱いということですね!

幼少期に、男子に意地悪され、女子が泣くと、必ず大人たちが弱い女子たちの見方をしてくれた経験とも相まっているようです。

女性はしたたかですから、ここぞの場面では「ウソ泣き」さえも辞さないのです。男性に負けそうになったら、泣くことで局面打開が図られることを、子供のころからの経験によって、とてもよく知っているという訳なんですね。

目の前の女性に泣かれた男性は「弱い女を泣かしたひどい男」というレッテルにおののき、言い知れぬ罪悪感が生じてくるのだそうですよ。早く泣き止んでほしいあまりに、男性側はたちまち譲歩を強いられます。女性にまんまとやられてしまうという訳ですね!

②女性の涙を止めるたった一つの方法

女性に突然泣かれた男性は、いったいどうしたらよいのでしょうか?大事なのは情にほだされないことです。

「泣く」という行為は、感情の爆発です。同じ感情の爆発でも「怒り」と異なるのは、自分の弱さを露呈するところにあるそうです。

人は突っ張ってくる相手には、逃げるか反動で突っ張り返すのが、本能に備わった行動です。しかし、目の前で自分の弱さを露呈して、泣きじゃくられると、どう対応すべきか頭が混乱してしまうと言います。相手の行動に意表を突かれて、面食らってしまうのだと言います。そのため、動揺して、相手に泣き止んでもらおうと、つい機嫌を取るべく、優しい言葉で譲歩案を提示したくなりますが、あえて泣き止んでもらおうとしないことの方が実は大事なのです。

人が泣くときは、不安、悔しさ、悲しさ、恐怖といった感情があふれ出した時です。これらは、自己の存在が危うくなった時に生じます。泣くことによって、これらの感情が排出されると考えられるからこそ、泣いた後には気分がよくなります。

思いっきり泣けば、後から気分がすっきりし、カタルシスが得られることが、泣くことの効用といえるのです。これが人の本能に備わった自己防衛反応だからですよね。

女性が感極まって泣き出したら、静かに黙って見守ることが大事です。

ひとしきり、声をあげ、涙を流すと感情が冷静になるからです。結局男は黙って、女性が泣いているのを見守ることが一番の対策なのです。泣き止むまで待ち続け、泣き止んだら「落ち着いた?」と確認の声をかけてあげましょう。

すっかり冷静さを取り戻した女性は、男性の主張にも、耳を傾ける余裕も生まれているものです。

女性が泣き出してしまったとき、男性は黙って見守れば、女性の冷静さを早く取り戻せますので、覚えておいてくださいね!

おわりに

ありがちなお話なので、大事なことを繰り返します。

男性の特性で、会話中突然男性が押し黙った時には、きっと彼の中で解決しないといけないことが起きた時なのです。だから、彼が我に返るまで、しばし見守って放っておくことが正解なのです。そうすれば、彼は気になる何かを解決して、いつもと同じ彼に戻ってくるのです。間違っても、「何があったの?私に話してよ」などと声をかけてはいけないのを覚えておいてくださいね!

男性は、女性が会話中感極まって泣き出したら、静かに黙って見守ることが大事だということを忘れないで下さいね。もしも、恋愛関係の彼女が泣き出した場合でも、落ち着くまで、じっくり待って、きちんと話ができるまで落ち着いたら、「落ち着いた?何が悲しかったのか教えて?」と冷静にしっかり話を聞いてあげましょう!

コメント

  1. Alexander より:

    Thanks very interesting blog!

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